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ウェザーニューズ、ゲリラ雷雨予測情報を配信

自分の居場所の危険度が一目でわかる『ゲリラ雷雨Ch.』をスマホとPCで提供

〜ゲリラ雷雨の発生の危険度を3段階で表示、会員から寄せられる現地の雲の様子も公開〜

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、ゲリラ雷雨に備えていただくため、PCサイト「ウェザーニュース」やスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」で、“ゲリラ雷雨”予測情報を配信する『ゲリラ雷雨Ch.』を期間限定で公開しています。従来の技術では、低い位置(上空2km以下)に発生する雲をレーダーで捉えることは難しく、低い位置から急に発達して豪雨をもたらす“ゲリラ雷雨”を予測することは困難とされてきました。ウェザーニューズは、2008年7月28日の都賀川水難事故をきっかけに、気象災害から人命と財産を少しでも守るため、レーダーなどから得られる観測情報と合わせて全国の会員と “ゲリラ雷雨”を監視する「ゲリラ雷雨防衛隊」(※1)を同年に結成すると共に、上空2km以下の雲も捉え6秒ごとに更新する「WITHレーダー」を独自開発し、ゲリラ雷雨の危険性をいち早く知らせてきました。『ゲリラ雷雨Ch.』では、雨雲レーダーはもちろん、“ゲリラ雷雨”が降る30分〜1時間前までに危険性を把握できるほか、全国3万人の「ゲリラ雷雨防衛隊」や「ゲリラ雷雨ガール」(※2)から寄せられた雲の写真やコメント、「ウェザーニュースタッチ」を通して空の情報を共有する650万人のウェザーリポーターからの降雨報告を一目で把握することができます。ウェザーニューズは、今年もこれまで以上に”ゲリラ雷雨“による被害を軽減できるよう努めていきます。

PC用webサイト
『ゲリラ雷雨ch.』はこちら
スマートフォン用webサイト
『ゲリラ雷雨ch.』はこちら
スマホアプリ用『ゲリラ雷雨ch.』はこちら
https://weathernews.jp/guerrilla/ https://weathernews.jp/s/gtdf/ スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」をダウンロード後、
『ゲリラ雷雨Ch.』へアクセス

ゲリラ雷雨予測情報をインターネットで無料配信する『ゲリラ雷雨Ch.』

〜ゲリラ雷雨発生の危険度を事前に知り、現地の雲の様子や被害状況を確実に把握〜

 ゲリラ雷雨による被害を軽減するため、PC用インターネットサイト「ウェザーニュース」内の『ゲリラ雷雨Ch.』では、ゲリラ雷雨予測情報を無料で配信しています。PC用『ゲリラ雷雨Ch.』では、ゲリラ雷雨の“危険度”やゲリラ雷雨防衛隊の隊員から寄せられる雲の写真のほか、“雨雲レーダー”や“10分天気報告”(※2)、“被害マップ”がご覧いただけます。ゲリラ雷雨の“危険度”では、30分〜1時間以内に雨が降る可能性が高いエリアを赤色で表示し、その危険性が一目でわかるようになっています。また、ゲリラ雷雨防衛隊が写真を送る際は、同時に雲の色など複数の項目と合わせて報告していただき、例えば、「被害は?」という項目に対しては8項目(“なし”“足首まで浸かる”“ふくらはぎまで浸かる”“ひざの上まで浸かる”“地下浸水”“床上浸水”“川が溢れそう”“川が溢れた”)から選択してもらいます。“被害マップ”は、被害が“なし”以外の報告が届いた場合、リアルタイムに被害状況を地図上にマッピングしています。

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ゲリラ雷雨予測情報をスマートフォンに無料配信する『ゲリラ雷雨Ch.』

〜お出かけ先でも身を守る、ゲリラ雷雨の危険性をあなたのスマホにお届け〜

 ゲリラ雷雨による被害を軽減するため、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の『ゲリラ雷雨Ch.』では、ゲリラ雷雨予測情報を無料で配信しています。『ゲリラ雷雨Ch.』では、ゲリラ雷雨の“危険度”や「ゲリラ雷雨防衛隊」や「ゲリラ雷雨ガール」から寄せられる雲の写真のほか、“雨雲レーダー”や“10分天気報告”、“解析結果”がご覧いただけます。ゲリラ雷雨の“危険度”は、ゲリラ雷雨の可能性が低いエリアは緑色、現段階では雲の発達状況がはっきりしていないものの注意が必要な“注意エリア”は黄色、30分〜1時間以内にゲリラ雷雨発生の危険性が高い“危険エリア”を赤色と3段階で表示されます。“危険度”は、ゲリラ雷雨防衛隊やゲリラ雷雨ガールから寄せられる写真を含めた周囲の雲情報(雲の写真のほか、雲の色や距離感、雷の様子、被害状況、体感、雲の写真やコメントなど)と、全国80カ所に設置している「WITHレーダー」や全国3,000カ所に設置した観測機「WITHセンサー」の観測情報などを合わせ、ウェザーニューズの予報センターが判断しています。
 また、スマートフォンをご利用の方は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」から「ゲリラ雷雨防衛隊」に無料で入隊することができます。今年は、入隊するとマイページに「周辺の仲間」の情報や「あなたの戦績」や全国ランキングなどが表示され、ゲーム感覚でご参加いただけます。また、今年は写真を送った瞬間、雲の色と形を自動で判定し、その雲の種類や危険度をお知らせするため新たな画像解析技術を導入しました。結果は送った方でなくても、『ゲリラ雷雨Ch.』の“解析結果”からご覧いただけます。隊員として参加し、時間のあるときに周囲の雲を報告することで、減災に貢献していただけます。

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発生する30分〜1時間前までにPUSH通知する『スマートアラーム ゲリラ雷雨モード』

 『スマートアラーム ゲリラ雷雨モード』は、ゲリラ雷雨発生の危険性がある場合、現在地や設定地点に合わせて、遅くとも発生の30分前までにPUSH通知でお知らせする有料会員向けサービスです(300円/月)。“ゲリラ雷雨”は、洗濯物が濡れてしまったなどの軽い災害をもたらす場合が多いですが、雨量が多い場合はあなたの生命や財産に大きな影響を与えます。ウェザーニューズ予報センターは、ゲリラ雷雨の危険性をいち早く知らせ、被害軽減への対策へ繋げてもらうため、『スマートアラーム ゲリラ雷雨モード』に登録された方の現在地や登録地点が“危険エリア”(2番目の画像:赤色の地点)になった際、あなたのスマートフォンにお知らせします。通知エリアは現在地のほか、3地点まで登録することができ、自宅や通勤・通学先などのよく使用する場所や家族や、友人がいる場所を登録することで、身近な方の注意喚起に利用することも可能です。

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2013年の『スマートアラームゲリラ雷雨モード』実績(7月23日〜9月30日)

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実績の詳細は右記URLにてご確認いただけます( https://weathernews.com/ja/nc/press/2013/131010.html

※1)ゲリラ雷雨防衛隊
「ゲリラ雷雨防衛隊」は、予測不可能と言われた“ゲリラ雷雨”を事前に全国の方と発見し、“ゲリラ雷雨”による被害の軽減に繋げることを目的に、スマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」及び携帯サイト「ウェザーニュース」で始動しているコミュニティーです。「ゲリラ雷雨防衛隊」へ入隊した方は“隊員”と呼ばれ、事前に登録をした地点を重点的に“感測”する役割を担います。“感測”は、雲の様子、体感や被害状況、写真などをあわせて送信します。昨年は4万人以上の方が参加し、全国の隊員の“目”で感測した“現地の実況情報”及び“感覚情報”を解析することで、“ゲリラ雷雨”発生の危険性をいち早く把握し、事前にお知らせすることができました。入隊を希望される方は、ゲリラ雷雨リポートを1通送ってください。ゲリラ雷雨を捕捉するために開発された「WITHレーダー」も駆使することで、これまで以上に早期に雨雲を発見し、“ゲリラ雷雨”による危険性をいち早く伝えることを目指します。

※2)ゲリラ雷雨ガール
「ゲリラ雷雨ガール」は、『スマートアラーム ゲリラ雷雨モード』の精度を高め、災害を少しでも減らすため、2014年に初めて結成された4人の女性隊員です。「ゲリラ雷雨ガール」は、「ゲリラ雷雨防衛隊」の一員としてゲリラ雷雨発生の可能性が高いエリアへ行き、ウェザーリポートの送信や24時間お天気情報番組「SOLiVE24」の中継を通して、現地の状況を逐一報告します。当日の朝、ウェザーニューズ予報センターと会議を行い、行き先を決めるところから始まり、予報センターがより早く『スマートアラーム ゲリラ雷雨モード』を送信できるよう、予報センターと連携してゲリラ雷雨を追いかけます。(https://weathernews.com/ja/nc/press/2014/140718.html

※3)10分天気報告
「10分天気報告」は、ウェザーリポーター650万人が利用する降雨予測サービス「10分天気予報」で報告された情報を公開しています。報告は、ウェザーリポーターが現在地における天気の情報を選択肢(晴れの際には"影はっきり""影うっすら"、曇りは"影なし"、雨は"ポツポツ""パラパラ""サー""ザーザー""ゴォーー")の中から選び、ウェザーニューズに送られてきます。「10分天気予報」の利用者は、10分ごとの天気を1時間先まで確認することができます。