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5万人の人の“目”と高頻度観測レーダーでゲリラ雷雨を徹底監視

スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」にて『ゲリラ雷雨防衛隊』始動

〜雲の写真から危険度を判定する画像解析技術を一新、より迅速な通知の実現へ〜

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、今年も多発すると見込まれる“ゲリラ雷雨”による被害を軽減するため、スマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」にて『ゲリラ雷雨防衛隊』の募集を開始しました。『ゲリラ雷雨防衛隊』は、これまでの気象観測技術では予測が不可能と言われているゲリラ雷雨を、人の“目”や“体感”で監視すると共に、ゲリラ雷雨を捕捉するために開発された高頻度気象レーダー『WITHレーダー』や、全国3,000カ所の独自観測システム『WITHセンサー』(ソラテナ)の“観測”情報と合わせてゲリラ雷雨の発生を総合的に予測することで、その危険性をいち早く共有・周知する取り組みです。昨年度は、全国平均9割以上の確率で事前に予測し、平均53分前にメールでお知らせすることが出来ました。参加人数が増えるほどゲリラ雷雨の監視体制が厚くなり、ゲリラ雷雨の前兆となる雨雲の早期発見・早期通知をするうえで隊員はなくてはならない存在です。今年は、画像解析技術を大幅に向上させることで迅速にゲリラ雷雨の予兆を発見し、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」にてゲリラ雷雨発生30分前の事前通知サービスを提供することで、 隊員と協力してゲリラ雷雨の被害を最小限に抑えていきます。

『ゲリラ雷雨防衛隊』への登録はこちら
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」をダウンロード後、
カテゴリー「ゲリラ雷雨」から
ウェザーリポートを送信すると入隊完了
携帯サイト“「ウェザーニュース」”
https://wni.jp/

ゲリラ雷雨から人命と財産を守る『ゲリラ雷雨防衛隊』

 『ゲリラ雷雨防衛隊』は、2008年の神戸市の事故をきっかけに始まり、予測不可能と言われた“ゲリラ雷雨”を事前に全国の方と発見し、ゲリラ雷雨による被害の軽減を目指す取り組みです(ゲリラ雷雨シーズンに毎年活動)。『ゲリラ雷雨防衛隊』は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」で募集しており、アプリをダウンロード後、カテゴリー「ゲリラ雷雨」から雲の報告を送ることで誰でも無料で参加できます。
 隊員になると、ウェザーニューズ予報センターから「現在地周辺から怪しい雲の報告が多数到着。雲の色に注目して報告を頼む。隊長より。」という内容の『監視体制強化メール』が送られます。通知を受けた隊員は、雲の写真を撮影し、“感測”(“雲の色”“雲までの距離”“雷”“今後の予想”“被害状況”など)を報告する役割を担います。ゲリラ雷雨の発生は、「今日は昼頃に関東で発生する可能性が高い」といった大まかに予測することができます。しかし、「あと1時間以内に東京都杉並区で降るだろう」というきめ細かい予測を提供するには、ゲリラ雷雨の予兆を監視する隊員からの報告が必要不可欠となります。今年は、大量に寄せられる雲の画像を確実に把握すると共に、リポートを送った隊員に現状を知らせるため、画像解析システムを大幅に向上しました。隊員が撮影した雲の写真がウェザーニューズに届くと、その雲の“色”と“形”が新しい画像解析システムで自動判定され、リポートを送信した隊員に「安全」「注意」「危険」の3段階で現状をお知らせします。また、ゲリラ雷雨の降り出しを事前にお知らせする『ゲリラ雷雨メール』は、スマホアプリ「ウェザーニュース」をダウンロード後、スマートアラームの設定をオンにすることで受け取ることができます(有料)。
 ウェザーニューズは、雲の写真や“感測”情報だけではなく、“ゲリラ雷雨”を捕捉するために独自開発した『WITHレーダー』や全国3,000カ所に設置された独自観測機『WITHセンサー』など“観測”情報を組み合わせることで早期に雨雲を発見し、“ゲリラ雷雨”による危険性をいち早く伝えることを目指します。

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※イメージ「監視体制強化メール」
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※イメージ『ゲリラ雷雨メール』
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※イメージ『ゲリラ雷雨防衛隊』本部
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※イメージ『ゲリラ雷雨防衛隊の仕組み』

『WITH レーダー』で“ゲリラ雷雨”を徹底監視

 “ゲリラ雷雨”を捕捉するために開発された『WITHレーダー』は、半径50㎞の範囲の上空2㎞以下の現象を150m四方毎に6秒間隔の超高頻度で観測するレーダーです。突発的かつ局地的に発生する“ゲリラ雷雨”や竜巻を捉えることができるのが特徴で、全国80カ所に設置しています。
 従来のレーダーでは捉えられない2km以下の現象を観測可能なため、ゲリラ雷雨となる可能性がある小さな雲をいち早く発見でき、雲を縦方向に観測することもできるため雲の成長を追いかけるのに最適です。
 「WITHレーダー」設置イメージさらに、『WITHレーダー』は、雨の強度の情報だけでなく、雨雲の移動速度、移動方向も捉えることができます。ウェザーニューズでは、隊員から寄せられた報告をもとに“ゲリラ雷雨”発生可能性エリアを即座に絞り込み、より詳細な雲の中身を確認するため、『WITHレーダー』でそのエリアを重点的に監視します。
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『WITHセンサー』で気温や気圧の変化を捉える

「WITHセンサー」全国3,000カ所にある独自観測システム『WITHセンサー』(ソラテナ)を用い、“ゲリラ雷雨”が発生する前からの気象の変化を監視します。『WITHセンサー』は、気温、気圧、湿度、感雨、日照、紫外線の6つの要素を観測することができ、1分毎にデータが更新されます。“ゲリラ雷雨”の発生の可能性を検討する上で、地上の温度や気圧の変化は重要な要素です。サポーターからの報告と併せて、『WITHセンサー』を活用することで、これまで以上に早期に雨雲を発見し、“ゲリラ雷雨”による危険性をいち早く伝えることを目指します。

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「WITHセンサー」

『ゲリラ雷雨防衛隊』実績(2013年7月23日〜9月30日)

   “ゲリラ雷雨”発生の危険性を事前に知らせる「ゲリラ雷雨メール」の昨年の事前捕捉率は全国平均91%となり、目標としていた“事前捕捉率90%以上”を達成しました。

昨年の『ゲリラ雷雨防衛隊』実績(7月23日〜9月30日)
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実績の詳細は右記URLにてご確認頂けます( https://weathernews.com/ja/nc/press/2013/131010.html)

ウェザーニューズでは、より便利な生活を実現するため、既存の気象観測技術の枠を超えた、“新しい気象情報をサポーターとともに考え、実現していきます