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ウェザーニューズ、"桜の振り返り2014"をまとめ発表

今年の桜、お花見期間がとても短く、5割の人がタイミング合わず

~ 九州は8割が見頃期間を逃し、北陸・東北は"バッチリ見頃"にお花見を満喫 ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、今年のさくらの生長やお花見シーズンのみなさんの過ごし方を調べるために、全国のウェザーリポーターの協力のもと“桜の振り返り2014”を実施しました。結果、今年はお花見シーズンが非常に短く、半数の人がお花見のタイミングが合わなかったことがわかりました。特に、九州は最もタイミングが合わず、約8割の人が見頃のピークにお花見が出来ていませんでした。理由の一つとして、九州は見頃ピーク日数が約4日(3月27日〜30日)と少なく、その中でも土日が晴れた日が一日もなかったことが考えられます。本解析結果は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「おしらせ」で公開するとともに、来シーズンの桜のサービスに活かしていきます。

今年の桜、全国の5割の人が絶好のお花見チャンス得られず

ウェザーニューズは、2014年4月11日と5月16日、今年はどれくらいの人が見頃時期にお花見を楽しむことが出来たか調査するため、スマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』内のウェザーリポーターに“今年のお花見、タイミングはどうだった?”と質問し、「バッチリ見頃」「ちょっと早い・遅い」「かなり早い・遅い」「その他」で回答してもらいました。全国9,560人から寄せられた回答を集計した結果、「バッチリ見頃」と答えた人は49%、「ちょっと早い・遅い」が32%、「かなり早い・遅い」が10%、「その他」が9%となり、タイミングが合わなかった人が半数に及んだことが判明しました。エリア別では、九州では 35%の人しか「バッチリ見頃」にお花見出来なかったのに対し、北陸は72%、東北は61%、甲信は59%の人が「バッチリ見頃」にお花見を満喫していました。このことから、タイミング良くお花見が出来たかどうかは、エリアごとに差があることがわかりました。理由の一つとして、九州は見頃ピーク日数が3.7日と他の地域よりも少なく、その中でも宮崎県以外で土日祝が晴れた日は一日もなかったことが挙げられます。一方、甲信の見頃ピーク日数は10日、北陸は9.3日、東北は7.3日もありました。東北ではGW期間中も見頃シーズンであったことから、長い間お花見を楽しむことができたと考えられます。
 都道府県別では、「バッチリ見頃」にお花見が出来たという回答が多かった県は、1位石川、2位新潟、3位福井、4位山形、5位栃木 となりました。一方、「バッチリ見頃」にお花見出来たという回答が少なかった県は、1位沖縄、2位佐賀、3位熊本、4位大分、5位高知となりました。このように、日本の中でもエリアによって、見頃のタイミングに大きな差が見られることが明らかになりました。

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※沖縄の見頃ピーク期間はデータなし

過去3年で最も短いお花見期間

ウェザーニューズは、桜のお花見期間が何日あったのか調査するため、『さくらプロジェクト2014』に参加・協力してくれたウェザーリポーター13,227名の情報を分析しました。結果、 今年の桜の「見頃ピークの日数(お花見シーズンイン〜桜吹雪シーズンインまでの日数)」は、全国平均5.3日間と、過去3年で最も短かったことが判明しました。また、エリア別では、今年の桜は西日本や東日本太平洋側ほど見頃期間が短く、北日本や東日本の日本海側(北陸や甲信、東北南部、北海道)では、一週間以上と非常に長かったことがわかりました。
 西日本・東日本太平洋側で見頃期間が短くなった理由として、桜が咲き揃う時期に気温が高かったことが挙げられます。これらのエリアの最高気温は、平年より5度以上高い日が2日以上続き、さらに平年より7度以上高くなることもありました。このような気象条件になってから2日以内に散ってしまう桜が多く、結果として、見頃期間が短くなったと考えられます。
一方、北日本や東日本の日本海側で見頃期間が長く続いた理由としては、4月上旬〜4月中旬に平年より気温が低い日が多く、開花したさくらが長持ちしやすい条件が整ったと考えられます。

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※2012年から2014年の見頃ピーク日数マップ(お花見シーズンイン〜桜吹雪シーズンインの日数)

あっという間に見頃になった!開花〜見頃時期までの日数は過去3年で最も短い。

ウェザーニューズは、桜の開花〜見頃まで何日あったのか調査するため、『さくらプロジェクト2014』に参加・協力してくれたウェザーリポーター13,227名の情報を分析しました。結果、「開花〜見頃時期までの日数(開花シーズンイン〜お花見シーズンインまでの日数)」は全国平均で4.3日と過去3年で最短であることが明らかになりました。都道府県別では、最も短かったのは甲信地方と北海道でした。  今シーズンは、開花から見頃を迎えるまでに、つぼみの生長を遅らせる寒の戻りはなく、全国的に過去3年で最もきれいに花が咲きそろいました。開花から見頃を迎えるまでに一週間かからず、昨年と比べると2日間以上も短かったことがわかりました

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※2012年から2014年の開花〜見頃時期までの日数マップ(開花シーズンイン〜お花見シーズンインの日数)

お花見回数は全国平均1.2回!多くの人が計画通りにお花見へ

ウェザーニューズは、2014年4月14日と5月7日、今年のお花見回数を調査するため、スマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』内のウェザーリポーターに“お花見何回行った?”と質問し、「0回」「1回」「2回」「3回」「4回」「5回以上」から選択してもらいました。全国14,023人から寄せられた回答を集計した結果、お花見に行った回数は全国平均1.2回となりました。これは、2014年3月の事前調査の結果(*)の1.3回とほぼ同じ結果です。多くの人がシーズン前に予定していた回数だけ、お花見に行ったと考えられます。  お花見回数が多かった県は、1位石川、2位山形、3位福島、4位岩手、5位京都となり、これらの県では平均1.6回はお花見に行っていたことがわかりました。一方、お花見の回数が少なかった県は、1位北海道、2位山口、3位大分、4位鳥取、5位福岡となり、お花見に行った回数は1回以下でした (沖縄を除く)。

(*https://weathernews.com/ja/nc/press/2014/140328.html)

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お花見に行った回数
1 石川 1.9回 42 福岡 1.0回
2 山形 1.8回 43 鳥取 1.0回
3 福島 1.7回 44 大分 0.9回
4 岩手 1.7回 45 山口 0.7回
5 京都 1.6回 46 北海道 0.7回

最も人気だったお花見名所は?1位大阪/造幣局桜の通り抜け!

ウェザーニューズは、一般の人が最も見頃時期を気にした桜の名所を調べるために、18,573人が選んだスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『お花見スポット通知』の通知地点を分析しました。『お花見スポット通知』は、名所700カ所からお気に入りの名所を事前に登録しておくことで、登録地点の桜の見頃やピークをお知らせするサービスです。
合計18,573人の分析から、最も人気だった名所1位は「造幣局桜の通り抜け/大阪」、2位は「大阪城公園/大阪」と、東京を抑えて今年の人気名所であることがわかりました。ちなみに、2014 年 3 月の事前調査「約1万人が選ぶお花見の 名所ランキング」で1位を獲得した東京 /千鳥ヶ淵緑道は、本調査では 6 位となりました。

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