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ウェザーニューズ、2014年 第九回桜開花予想発表(最終回) 桜前線はついに北海道へ!札幌もGW中にお花見シーズン

~東北1番人気の青森県・弘前公園は間もなく桜吹雪、ゴールデンウィーク後半のお花見はお早目に~

<対象地点>
  全国のお花見名所約700箇所の開花日、5分咲き日、満開開始日、桜吹雪日を発表
  サポーターから要望があった13,169本の桜(※4月30日13時時点の登録数)
<予想内容>
  開花日、5分咲き日、満開期間(満開開始日)、桜吹雪日
  ・スマートフォン、携帯、インターネットサイトで最新の開花情報を随時更新

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、見頃が短い桜の開花時期を事前に知ってもらうことで、日本の桜を楽しんでいただくため、桜の名所や公園などを対象とした桜の開花予想を発表しました。開花予想の対象となった桜は、全国のお花見名所約700箇所、近所の公園約1万箇所、「さくらプロジェクト」に参加する一般の方の「マイ桜 13,103本です。開花予想にあたっては、過去10年間に「さくらプロジェクト」に参加された一般の方から寄せられた桜の開花状況に関する膨大なリポートと、先週土曜日から月曜日にかけて全国で一斉調査した“つぼみリポート”、今後の“気象状況の予測”などをもとに算出しています。ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイト、インターネットサイト「ウェザーニュース」内の『さくらCh.』にて、全国の桜の最新開花予想(開花日、5分咲き日、満開期間(満開開始日)、桜吹雪日)を随時更新し、気象条件によって左右されやすい桜の開花の最新情報を公開していきます。

全国有数の名所の桜開花予想は下記から確認できます(無料)
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」
をダウンロード後『さくらCh.』にアクセス
携帯サイト
https://wni.jp/
インターネットサイト「さくらCh.」
https://weathernews.jp/sakura/

2014年の桜開花予想

今年は昨年同様、全国的に気温が低く寒い冬でした。また、太平洋側でも記録的な雪になりました。冬らしい冷え込みにより、桜の芽は「休眠」状態から覚め、開花に向かっての生長のスタートをスムーズに切れたと考えられます。 
北海道は昨年、開花直前に気温の低い時期があったため桜の開花がかなり遅くなりましたが、今年は開花時期の気温が高く、4月下旬の後半以降は初夏の陽気となりました。季節外れの暖かさの影響で、道南や道央、道東の帯広周辺では昨年より10日から2週間以上早いペースで桜の開花が始まっています。これから5月半ばにかけても気温は高めの予想で、今後も続々と開花が進む見込みです。札幌周辺ではゴールデンウィーク後半にはお花見シーズンを迎え、旭川周辺ではゴールデンウィーク中に開花が始まる見込みです。全国で最も開花が遅い根室・釧路方面でも、5月中旬にはお花見を楽しめるようになります。

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各都道府県における開花実況 〜4月29日(火)時点〜

 
都道府県 開花実況 今週の
開花予想
北海道 8.0% 69.0%
今週の開花予想は、5月7日(水)時点において北海道内で桜が開花している状態(開花率)の予想割合です。
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~つぼみ調査による全国の桜の生長状況~

159本の桜のつぼみ調査の結果、北海道のつぼみは昨年の同時期に比べ、かなり早いペースで生長していることが分かりました。
今回の調査では、44%のつぼみが「先がピンクに」以上に生長しており、前回の調査時から40%も増えています。4月下旬の後半以降、北海道はかなり気温が高く、初夏の陽気になった日もありました。季節外れの暖かさでつぼみの生長が急速に進んだようです。昨年と比較してもつぼみの生長はかなり早く、昨年の第10回目のつぼみ調査(調査期間:2013年5月2日~5月4日)を上回るスピードでつぼみが生長していました。このことから、昨年より少なくとも1週間以上早いペースでつぼみの生長が進んでいることが確認できました。また、道南や道央、道東の帯広周辺では桜の開花が始まっており、「花びらが見えた」「花の軸が伸びきった」という開花目前のつぼみの報告が多数届いています。

 

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北海道
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※つぼみ調査について

ウェザーニューズでは、全国の桜の生長状況を調べるため、4月26日~28日の期間、全国の一般の方と共に“つぼみ調査”を行いました。つぼみ調査により、つぼみの“今”の状態を細かく把握することで、2月20 日に発表した開花傾向より精度の高い開花日を予想することができます。つぼみ調査では、つぼみの様子を“日当たり”“枝”“生長度合い”などを基準に選び、7ランク別(まだ小さく硬い、先が黄色に、先が緑に、半分以上が緑に、先がピンクに、花びらが見えた、花の軸が伸びきった)に写真と共に報告します。つぼみ調査は毎週定期的に行う予定で、それをもとに毎週水曜日に最新の予想を発表しています。

 

~開花に影響する気温の推移と予測~

北海道はこれから5月半ばにかけても気温は高めの予想で、つぼみの生長は順調に進みます。今後、開花を迎える桜も、開花時期に気温が低かった昨年より10日から2週間程度早い開花を迎える桜が多くなりそうです。


名所の桜開花予想(開花・5分咲き・満開開始・桜吹雪)と昨年・例年開花日

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※上記の予想地点は、全国700箇所の名所のうち、まだ桜吹雪を迎えていない都道府県から1地点をピックアップ(北海道は2つ)したもので、その他の予想地点の情報は、インターネットサイト(https://weathernews.jp/sakura/)または、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイトにてご確認いただけます。
※2010年より開花の定義を「5〜6輪」開花からより需要の高い「1輪」開花に定義を変更したため、それ以前(2008年、2009年)の1輪開花日は当社の推定値に基づいて算出しています。

各都市における今年の開花予想と昨年の開花実況


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※今年の予想:都市内の複数の桜の木のうち、早咲きの桜と遅咲きの桜を除いた開花のピークを迎える期間であるため、日付に幅があります。昨年の開花日:こちらも同様に、都市に咲いた数多くの桜のうち、早咲きと遅咲きを除いた開花のピークを迎えた期間を記載しています。

現在の開花状況と開花予想日

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※インターネットサイト「ウェザーニュース」(https://weathernews.jp/sakura/)にて、全部で約700地点の開花予想日や満開開始日を掲載しています。最新の情報や掲載されていない地点の情報は、ホームページからご覧いただけます。

ウェザーニューズの桜開花予想の定義

<名所700箇所の桜開花予想について>
ウェザーニューズでは、桜の開花日を「その木に1輪以上の桜が初めて咲いた日」と定義しています。公園など、複数の桜の木がある場合の開花の定義は「その範囲の複数の桜の木に1輪以上の桜が初めて咲いた日」を算出しています。5分咲き日、満開期間(満開開始日)、桜吹雪日も同様の定義で行います。開花の確認は、該当施設の管理者などによる開花の判断があったかどうかを基準とします。

<各エリアの桜開花予想について>
桜は、樹齢や生育環境によって開花日に変動が生じるため、同じエリア内でも開花日は一本一本違います。ウェザーニューズでは、身近な桜の開花日をより感覚と合った形でお伝えするため、各エリアの開花日においては、開花日決定の対象となるような桜の木の選定を行わず、エリア全体の桜を対象とします。そのため、対象となる範囲が広く、桜の木が多い各エリアの開花日に関しては、開花のピークを迎える期間として発表しています。


ウェザーニューズの桜開花予想の定義

ウェザーニューズでは、今シーズンの桜の開花予想にあたり、下記の4つの視点で分析し、開花予想を発表しています。


(1) サポーターリポートの分析

ウェザーニューズでは、全国各地の一般の方(サポーター)と、1人1本お気に入りの「マイ桜」を登録し、桜の“つぼみ”から“開花”“満開”“葉桜”になるまでの過程を共に観察する「さくらプロジェクト」を2004年より毎年実施しています。今日までに合計13,169本(現在も登録受付中)の「マイ桜」が登録され、定点での観察結果が日々ウェザーニューズに届いています。昨年は、約1.5万人が本プロジェクトに参加し、当社には、過去10年で寄せられた180万通以上もの各地点における開花情報が蓄積されています。開花傾向の発表は、これら蓄積された写真等の膨大な量の観察データを、地点ごとに細分化、分析し、ピンポイントに算出して行います。また、今後発表する予測に関しても、全国から刻々とリポートされる開花やつぼみの実況を取り入れて反映していきます。


(2)近年の統計データを分析

桜の開花傾向を算出する際、過去の統計データは分析の基本データとなります。通常、過去30年~50年程度の長期間のデータを使用しますが、昨今の平均気温の上昇傾向により、長期の統計データでは、正確な開花傾向の算出が難しくなってきました。当社では各地点の開花傾向の算出にあたり、気温が上昇傾向にある過去20年の統計データを基本としています。また近年の急激な変化を把握するため過去5年、過去10年の統計データを応用分析しています。また、より精度の高い開花予想が出来るよう、全国3,000箇所に設置している気象観測機「ソラテナ」の気象データを取り入れ、気温と各エリアの開花状況の分析を実施しています。


(3) 最新の気象データをもとに開花に影響する気温の推移と開花傾向を算出

桜の開花には、前年からの気温傾向が大きく関わります。桜が順調に開花する条件は、前年の秋から冬にかけて十分に冷え込むこと、そして2月後半以降に暖かさが増してくることです。秋から冬にかけての冷え込みは「休眠打破」のために必要なものです。また、開花を促すためには3月の気温が大きく影響し、3月の暖かな春の訪れが早いほど桜の生長が促されて桜の開花が早まる傾向にあります。なお、開花直前の時期に寒の戻りがあると、寒さが強まった日数だけ開花日が遅れる現象がありますが、こうした急激な冷え込みは、事前に把握、確定が難しく、これによる開花日の遅れは傾向として内包しています。こうした寒の戻りの傾向は、開花時期直前のつぼみ調査や最新の独自週間予報等から予測に反映します。


(4) 全国700箇所の桜の名所への取材データ

ウェザーニューズでは、「さくらプロジェクト」のコンテンツとして、毎年、全国の桜の名所を開花の実況と併せて提供しています。今年は全国700箇所の情報を公開します。「さくらプロジェクト」では、これらの名所に、電話などで現地へ独自に取材を行い最新の桜の開花状況を調査して、スマートフォン向けサイト「ウェザーニュースタッチ」の『さくらCh.』、携帯サイト、インターネットサイト「ウェザーニュース」(https://weathernews.jp/sakura/)に情報を更新しています。こうした全国の桜名所スポットの最新情報と過去データを分析し、開花傾向に反映しています。


各エリアの桜開花予想

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札幌は GW後半にお花見シーズンへ
 北海道は4月下旬の後半以降、季節外れの暖かさとなりました。気温が高い影響で桜のつぼみは急速に生長し、道南や道央、道東(帯広周辺)から桜の開花が始まっています。これから5月半ばにかけても気温は高めの予想で、今後も花芽の生長は順調に進む見込みです。昨年は開花時期の冷え込みで遅い開花となりましたが、今年は開花時期の気温がかなり高く、昨年より10日~2週間程度早い開花を迎えるところが多くなります。
 札幌周辺はすでに開花が始まっており、GW後半にはお花見シーズンを迎えます。全国で開花が最も遅い根室釧路方面でも、5月中旬には桜が見頃になりそうです。