ニュース
ウェザーニューズ、全国6万人と共に“お花見調査”を実施
お花見のタイミングは難しい?!昨年は約7割の人がタイミング合わず
~ お花見の予定は全国平均1.3回、予算は2,583円と昨年より359円高い結果に ~
株式会社ウェザーニューズ(所在地:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、桜が大好きな日本人の2014年春のお花見事情を調査するため、全国のウェザーリポーターの協力のもと“お花見調査”を実施しました。合計59,991人から回答が寄せられ、昨年お花見をした人の約7割がタイミングが合わなかったことが明らかになりました。ちょっと早いか遅いという方が4割以上を占めており、お花見予定日と見頃のタイミングを合わせるのは難しいようです。また、お花見に行く予定回数は、全国平均1.3回で3人に1人が2回以上お花見に行く予定であることがわかりました。全国平均1.6回だった昨年と比べて減少傾向にありますが、お花見にかける予算は全国平均2,583円となり、昨年の2,224円より359円増加していることがわかりました。都道府県では、予算が1位の青森県(3,708円)と47位の沖縄県(1,637円)の差は2,071円と、地域によってお花見にかける金額に大きな差が見られました。約1万人が選んだお花見名所ランキングの第1位は、東京の「千鳥ヶ淵緑道」に決定しました。第2位は青森の「弘前公園」で、関東以北の人から絶大な支持を得ていることが明らかになりました。来週にかけて、西~東日本で続々とお花見シーズンに突入します。ウェザーニューズは、今年のお花見を最高のタイミングで楽しんでいただくため、最新の開花予定日や現在の桜の開花状況といった情報をスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「さくらCh.」にて配信しています。本解析結果は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内で公開するとともに、今後のサービスに活かしていきます。
昨年は約7割がお花見タイミング合わず!?
ウェザーニューズは、2014年3月12~13日、昨年はどれくらいの人が見頃時期にお花見を楽しむことが出来たか調査するため、スマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』内のウェザーリポーターに“昨年のお花見タイミングは?”と質問し、「バッチリ見頃」「ちょっと早い・遅い」「かなり早い・遅い」「その他」で回答してもらいました。全国13,582人から寄せられた回答を集計した結果、「バッチリ見頃」と答えた人が33%、「ちょっと早い・遅い」が43%、「かなり早い・遅い」が14%、「その他」が10%となり、タイミングが会わなかった人が約7割に及ぶことが判明しました。エリア別でも、北海道と沖縄を除く広い範囲で、約3割の人は「バッチリ見頃」にお花見することができ、残りの約7割はタイミングが合わなかったという結果となりました。都道府県別では、「バッチリ見頃」時期のお花見が最も多かった県は、和歌山県で44%、最も低いのは北海道や沖縄で17%と差が見られました。昨年は特に九州において記録的な早さで開花し、北日本では例年より遅めに開花したことが影響しているかもしれません。
バッチリ見頃にお花見できたランキング(%) | |||||||
バッチリ見頃 | タイミング合わず | バッチリ見頃 | タイミング合わず | ||||
1 | 和歌山 | 44% | 56% | 43 | 秋田 | 24% | 76% |
2 | 奈良 | 42% | 58% | 44 | 宮崎 | 20% | 80% |
3 | 愛媛 | 40% | 60% | 45 | 長崎 | 19% | 81% |
4 | 石川 | 40% | 60% | 46 | 沖縄 | 17% | 83% |
5 | 鹿児島 | 38% | 62% | 47 | 北海道 | 17% | 83% |
お花見の予定は全国平均1.3回と昨年より減少!
~それでも、3人に1人が2回以上お花見を楽しむ予定~
ウェザーニューズは、2014年3月4日、日本人が予定しているお花見回数を調査するため、スマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』内のウェザーリポーターに“お花見何回行く予定?”と質問し、「0回」「1回」「2回」「3回」「4回」「5回以上」から選択してもらいました。全国11,581人から寄せられた回答を集計した結果、お花見に行く回数は全国平均1.3回となりました。都道府県別では、お花見回数が最も多い県は岩手県で1.6回、最も少ないのは沖縄県で0.5回となり、1.1回の差が見られました。お花見回数が多い県は、1位岩手県、2位秋田県、3位高知県、4位鳥取県、5位福島県となり、これらの県ではお花見には平均で1.5回以上、2回以上行く人の割合が約4割であることがわかりました。特に、鳥取県は2回以上お花見に行く人の割合が5割を超えており、お花見を複数回計画している人が多い事が判明しました。一方、お花見の回数が少ない県は、1位沖縄県、2位北海道、3位大分県、4位山口県、5位和歌山県となり、これらの県ではお花見には平均で1.1回以下、お花見に行かない人の割合が2割以上であることがわかりました。特に、沖縄県はお花見に行かない人の割合が6割を超えており、地域によってお花見回数に大きな差が出ることが明らかになりました。
お花見に行く回数(回) | |||||
1 | 岩手 | 1.6 | 43 | 和歌山 | 1.1 |
2 | 秋田 | 1.6 | 44 | 山口 | 1.1 |
3 | 高知 | 1.5 | 45 | 大分 | 1.0 |
4 | 鳥取 | 1.5 | 46 | 北海道 | 1.0 |
5 | 福島 | 1.5 | 47 | 沖縄 | 0.5 |
消費税アップにも負けない!?お花見予算は2,583円と昨年より359円増加
~最もお金をかけるのは、やっぱり今年も青森県!47位の沖縄県との差はなんと2,071円!~
ウェザーニューズは、2014年3月15~16日、お花見にかける予算を調査するため、スマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』内のウェザーリポーターに“お花見の予算は?”と質問し、0~10,000円の間(0,500,1000,1500,…9500,10000)で選択してもらいました。全国11,635人から寄せられた回答を集計した結果、お花見予算の全国平均は2,583円となり、昨年の2,224円より359円増加していることがわかりました。また、1位青森県(3,708円)と47位沖縄県(1,637円)の間に、2,071円の大きな差があることが明らかになりました。昨年も1位であった青森県の予算は、全国平均より1,125円も高く、また、当時の青森県の予算(2,908円)と比べても800円増加していることが判明しました。今年は4月から消費税が8%に増加しますが、それでもお花見にお金をかけて楽しみたいという人が増えているようです。
お花見予算ランキング(円) | |||||
1 | 青森 | 3,708円 | 43 | 岐阜 | 2,397円 |
2 | 徳島 | 3,156円 | 44 | 石川 | 2,390円 |
3 | 宮崎 | 3,063円 | 45 | 三重 | 2,328円 |
4 | 福井 | 3,000円 | 46 | 和歌山 | 2,216円 |
5 | 岡山 | 2,993円 | 47 | 沖縄 | 1,637円 |
お花見にかける情熱は熊本県が最も強い!開花予定日が近づくほど意気込みが増す!?
ウェザーニューズは、2014年3月17~18日、お花見にかける情熱がどれほどか調査するため、スマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』内のウェザーリポーターに“お花見への意気込みは?”と質問し、パーセンテージを数字で入力してもらいました(沖縄を除く)。数字が高いほど、「絶対に満開の桜を見るぞ!」「朝から場所取りしてお花見するぞ」「今年こそ桜吹雪を見たい」など、桜への情熱が高いと考えます。全国13,301人から寄せられた回答を集計した結果、お花見への意気込み度は全国平均で約59%であることがわかりました。都道府県別では、意気込みが強かった県は、1位熊本県、2位佐賀県、3位高知県となりました。開花予定日が近づくほど意気込みが増すのか、お花見シーズンを早く迎えるエリアほど意気込みが強い傾向が見られました。上位3県の桜の多くは、本調査から3日以内に開花していることから、お花見への意気込みが強いのも納得です。一方、意気込みが低い県は、北関東や東北に集中しました。当時は開花まで2週間程度あった北関東や、4月中~下旬に開花する予定の東北では、まだ気持ちがお花見に向いていない人が多かったと考えられます。
お花見への意気込みランキング | |||||
1 | 熊本 | 69.1% | 42 | 秋田 | 54.5% |
2 | 佐賀 | 67.8% | 43 | 北海道 | 54.3% |
3 | 高知 | 66.9% | 44 | 岩手 | 53.7% |
4 | 鳥取 | 65.7% | 45 | 宮城 | 53.6% |
5 | 長野 | 64.9% | 46 | 栃木 | 52.7% |
約1万人が選ぶニッポンのお花見名所は?1位は東京/千鳥ヶ淵緑道に決定
ウェザーニューズは、2014年3月19~20日、一般の人が日本の桜の名所の中で1番だと思う場所を調査するため、スマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』内のウェザーリポーターに“あなたが一番だと思う桜名所は?”と質問し、都道府県と名所を選択(名所が選択肢に無い場合はフリー記入)してもらいました。全国9,892人から寄せられた回答を集計した結果、約1万人が選ぶ桜の名所1位は410票獲得した「千鳥ヶ淵緑道/東京」に決定しました。第2位は、363票獲得した「弘前公園/青森」、第3位は337票で「吉野山/奈良」となりました。また、エリア別のランキング結果を分析したところ、千鳥ヶ淵緑道を挙げた人は圧倒的に関東の人が多かったことから、千鳥ヶ淵緑道は関東の人たちにとって外せない名所であることがわかりました。一方、弘前公園については、北海道・東北・関東の人がそろって上位に挙げていることから、弘前公園は関東以北の広いエリアの人にとって憧れの名所であることがわかりました。また、吉野山は近畿から絶大な支持を得ています。関東の人は、近畿の名所といえば京都を連想しがちですが、名所が複数あるせいか意外にも京都の名所はトップ10には入りませんでした。
各エリア別 第1位お花見名所 | |||
北海道 | 北海道神宮 | 近畿 | 吉野山 |
東北 | 弘前公園 | 中四国 | 錦帯橋・吉香公園 |
関東 | 千鳥ヶ淵緑道 | 九州沖縄 | 舞鶴公園 |
中部 | 高遠城址公園 |