株式会社ウェザーニューズ(所在地：千葉市美浜区、代表取締役社長：石橋知博)は、暑さによる人の嗜好や消費行動の変化を明らかにするために『ビール調査』を実施しました。2023年2月から2024年8月にかけて、お天気アプリ「ウェザーニュース」を通してアンケートを実施し、全国延べ211,178件の回答から、1番のビール日和（ビールが飲みたい気象条件）は夏の晴れて暑い日で、気温が上がるほどビールを飲みたい人は増加し、気温18度で半数を超えて、気温35度の猛暑日では8割に達することがわかりました。

各地で最高気温40 度が観測されるなど危険な暑さが猛威を振るい、数十年前とは環境が変わっていています。ビールの需要は暑さや天候に左右されることから、当社は気象にあわせてお天気アプリで企業の広告を自動配信する「天気連動広告」を提供しています。また、24時間生放送の気象情報番組「ウェザーニュースLiVE」やSNSで、気温や天気などから独自開発した「ビール指数」の予報と共に企業の商品をご紹介することも可能です。最新の気象データを飲料ビジネスに活用し、商品の効果的なプロモーションや生産・販売計画にお役立てください。

ビールと気温の関係を大調査！暑さでビール需要は上昇傾向

当社はビールの需要と気温の関係を調査するため、2023年2月〜2024年8月にかけて全23回（※）、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーに対して「いま、ビールを飲みたい？」と質問し、“はい”、“いいえ”、“いつでも飲みたい”、“普段から飲まない”の4択で回答いただきました。計178,910件の回答を集計したところ、“はい”26%、“いつでも飲みたい”15%、“いいえ”17%、“普段から飲まない”42%となりました。

そのうち“はい”と“いいえ”の計75,061件の回答について、回答された場所とその時間の気温の関係性を分析したところ、ビールが飲みたい人の割合は気温が上昇するにつれて増加し、気温18度で過半数を超えて、気温35度の猛暑日は8割に達することがわかりました。特に、飲みたい人の割合は気温8度（34%）のような一桁台から25度（72%）の夏日前後にかけて顕著に増加しました。一方、29度（76%）や30度（74%）を超えるような暑さになると、それ以降は大きく変わらずに75%前後で推移しました。（なお、“いつでも飲みたい”と“普段から飲みたい”人の割合は気温によらずほぼ一定）。

※調査日：2023年2月18・19日、3月4・5・12・18・19日、4月26・27・28・29日、5月16・17・18、8月22・26日、
2024年5月3・4・11・18・25日、7月29日、8月3日（週末や祝日を中心に実施）

ベストな天気は？晴れが約7割、約3割はどんな天気でも

2024年5月6日、ビールの需要が天気に左右されるか調査するため、「ビールが好きな方に伺います、1番飲みたくなる天気は？」と質問し、“晴れ”、“雨”、“曇り”、“天気関係なくいつでも飲みたい”の4択で回答いただきました。計9,258件の回答から、約7割の人が晴れの日ほどビールが飲みたくなり、約3割は天気によらないことがわかりました。

晴れの日に飲みたい人が多い都道府県は、1位佐賀県（82%）、2位島根県（79%）、3位秋田県（78%）で、天気関係なくいつでも飲みたい人が多かったのは、１位鳥取県（49%）、2位青森県（40%）、3位大分県（37%）、4位長崎県（37%）となりました。

シーズンは圧倒的に夏が優勢！9割以上が夏に飲みたい

2024年5月10日、ビールの需要が季節によって変わるか調べるため、「ビールが好きな方に伺います、ビールが1番飲みたくなる季節は？」と質問し、春夏秋冬の4択で回答いただきました。計10,114件の回答から、9割以上の人が夏にビールが飲みたいことがわかりました。

どの都道府県でも夏の回答が圧倒的で、1番多かったのは山梨県（99%）でした。いずれも多いのは夏ではありますが、中でも春に飲みたい割合が多いのは青森県（6%）、秋は宮崎県（7%）、冬は鹿児島県（7%）でした。

ビール好きは6割以上、沖縄県では約8割がビール愛好家

2024年5月5日、当社は普段の好みを調査するため、「ビールは好きですか？」と質問し、“大好き”と“好き”と“苦手”の3択で回答いただきました。計12,896件の回答を分析したところ、大好きが29%、好きが35%、苦手が36%となり、6割以上がビール好きであることがわかりました。

7割以上がビール好きと答えた都道府県は、1位沖縄県（76%）、2位青森県（76%）、3位鳥取県（74%）、4位長崎県（71%）、5位島根県（70%）、6位愛媛県（70%）。苦手な県は、高知県（48%）、福井県（48%）、佐賀県（47%）、香川県（45%）、奈良県（45%）となりました。

ビール需要と連動する天気連動広告サービス

当社の「WxTech^®︎（ウェザーテック）」サービスでは、1kmメッシュの高解像度な気象データを活用し、ビールの需要が高まるタイミングに合わせて、月間15億PV以上のお天気アプリ「ウェザーニュース」で企業のバナー広告や動画広告を配信する「天気連動広告」を提供しています。企業は効果的な気象条件や希望のエリアのユーザーに対してターゲティング広告を打つことが可能です。

また、気温や天気などをもとにした独自の「ビール指数」も開発しており、24時間生放送の気象情報番組「ウェザーニュースLiVE」でお天気キャスターが全国のビール指数と合わせて商品を紹介したり、SNSでコラボ動画を配信することも可能です。

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参考：都道府県ランキング

※小数点以下を加味してランキングしています。

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