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全国1000台規模で花粉症の方と花粉観測する試み
花粉観測機『ポールンロボ』、全国の家庭、病院、企業に続々出荷中
~ 東海から九州では2割増の見込み、黄砂やPM2.5も意識し西日本の設置を強化 ~
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、一般の方と花粉症に立ち向かう「花粉プロジェクト」を実施しています。今年で10年を迎えるこのプロジェクトでは、全国の花粉症に悩む方を中心に花粉観測機『ポールンロボ』を設置してもらうため、全国の自宅や病院、企業に出荷をしています。今シーズンの花粉飛散量は、平年(2008年~2013年の平均飛散量)と比べて、全国平均で1割程度増加する予想です。エリア別では、東海から九州を中心に西日本では平年と比べて2割増加する見込みで、統計的に花粉が飛びにくい年になる地域が多いですが油断はできない年になります。早いエリアでは1月末〜2月上旬に飛散開始が見込まれ、花粉症の方やそうでない方も万全の備えで花粉シーズンを迎える必要があります。そこで、全国各地1,000名の方と共に『ポールンロボ』の設置作業を進め、まもなく最終段階を迎えます。『ポールンロボ』は、人が空気中で吸い込む花粉量を計測することができ、計測した花粉数に応じてロボットの目の色が5段階で変化する観測機です。花粉だけでなく、黄砂やPM2.5を測定することが可能であるため、今年は、西日本に例年より多く設置し、観測を強化していきます。観測された花粉データは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「花粉Ch.」やインターネットサイト「ウェザーニュース」、携帯サイトを通してリアルタイムに公開されるほか、設置者や周辺地域の方から寄せられる花粉症状の報告と照らし合わせ、地域の細かい花粉飛散数とそれに伴う症状の解析の試みに役立てられます。
『ポールンロボ』は、花粉の飛散開始が早い西・東日本から順次発送し、設置されています。北日本は、2月中には発送が完了する予定です。
『ポールンロボ』による観測データこちらから | ||
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スマートフォン向けアプリケーション 「ウェザーニュースタッチ」 をダウンロード後、『花粉Ch.』にアクセス |
携帯サイト URL:https://wni.jp/ |
インターネットサイト 「ウェザーニュース」の「花粉Ch.」 https://weathernews.jp/pollen/ |
“目”の色で飛散量を常にお知らせする、花粉観測機『ポールンロボ』
花粉観測機『ポールンロボ』は、自宅や会社などに設置可能な1,000名に無料で貸与されます。2014年、『ポールンロボ』での観測は、2005年の開始から10年目になります。『ポールンロボ』は、初代からバージョンアップを重ね、現在は直径15㎝ほどの球体で、人の顔に見立て、目、鼻、口が描かれた形をしています。口の部分は、人の呼吸と同じ量を吸引するように設定され、実際に成人が空気中で吸い込む花粉量を計測することができます。また、目の部分は、観測した花粉の量により、花粉が少ない状態の「白」から、「青」、「黄」、「赤」、「紫」へと5段階に色が変化するため、一目でその時の花粉量の状態を確認することができます。また、『ポールンロボ』は、“花粉飛散量”の他に、“気温”、“湿度”、“気圧”も観測し、花粉が飛散しやすい日の判断などに活用されます。これらの『ポールンロボ』から得られたデータは、インターネット回線を通じてウェザーニューズに自動送信され、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットサイト「ウェザーニュース」でリアルタイムに公開されます。さらに、花粉予想や事前対策のコンテンツにも活用されます。
みんなで花粉症に立ち向かう「花粉プロジェクト2014」
来春、10年目を迎える「花粉プロジェクト」は、全国の一般の方、医療機関、企業、学校などと共に協力して花粉症に取り組むプロジェクトです。来春の花粉飛散量は、平年と比較して全国平均で1割程度増加する見込みで、東海から九州の飛散量は2割程度増加する予想です。統計的に花粉が飛びにくい年になる地域が多いですが、油断はできない年になります。そこで、来春は花粉症の方に役立つきめ細かな情報をスマートフォンやインターネットなどのメディアを通してリアルタイムに発信していく予定です。「花粉プロジェクト2014」では、花粉シーズンを迎える前から花粉観測機『ポールンロボ』を自宅や会社などに1,000台設置し、地域ごとの花粉を観測します。観測されたデータや症状について寄せられたリポートをもとに、シーズンの花粉傾向の調査を行うほか、1時間ごとの花粉予測や花粉対策のコンテンツに活かし、花粉症に悩む方と共に、少しでも症状が軽減できるよう取り組んでいきます。