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ウェザーニューズ、2015年の“ゲリラ雷雨傾向”中間まとめを発表

7〜8月のゲリラ雷雨は昨年比4割増!北海道や関東甲信で多発

〜9月は台風や秋雨前線による激しい雨にも注意〜

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は9月11日、7〜8月のゲリラ雷雨発生回数(速報値)と9月のゲリラ雷雨発生傾向を発表しました。今シーズンは猛暑や上空の寒気の影響で7月末〜8月初めと、8月10〜15日頃に大気の状態が不安定となり、全国的にゲリラ雷雨が多く発生しました。7〜8月に全国で発生したゲリラ雷雨は3,251回で昨年の1.4倍となり、特に発生回数が多い北海道では昨年の8.6倍、関東では2.1倍となりました。9月はゲリラ雷雨のピークを過ぎるものの、発生回数は昨年と同じかやや多めとなるエリアが多い見込みで、関東甲信では昨年の2倍近く発生する可能性があります。また、台風や秋雨前線の影響で大雨になる恐れがあり、ゲリラ雷雨以外の激しい雨にも注意が必要です。ウェザーニューズは全国で11万人を超えるゲリラ雷雨防衛隊員の皆様と協力してゲリラ雷雨発生を事前にお知らせするサービスを提供し、被害軽減に努めていきます。


7〜8月のゲリラ雷雨発生回数

 ゲリラ雷雨は地上と上空の気温差が大きくなるほど発生しやすく、上空を寒気が通過する時や地上の気温が高い時、暖かく湿った空気が流れ込む時に多発します。今シーズンは7月末〜8月中旬まで猛暑で地上の気温が高く、上空の寒気が通過した7月末〜8月初めと8月10〜15日頃は特に大気の状態が不安定となり、全国的にゲリラ雷雨のピークとなりました。
 7月18日〜8月31日のゲリラ雷雨発生回数は昨年の1.4倍となる3,251回で、上空の寒気の影響を強く受けた北海道では昨年の8.6倍となる214回、上空の寒気と猛暑の影響で大気の状態が不安定となった関東甲信では昨年の2.1倍となる1,226回の雷雨が発生しました。
 一方、四国では昨年の0.4倍、北陸は昨年の0.5倍となり、昨年の半数程度となりました。昨年は暖かく湿った空気の流入でゲリラ雷雨が多かったことが影響し、昨年比が小さくなりました。

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〜地方別7〜8月のゲリラ雷雨発生回数〜

※2015年7/18〜8/31のゲリラ雷雨発生回数は速報値であり、今後、修正する可能性があります。


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9月のゲリラ雷雨発生傾向

 9月は8月に比べゲリラ雷雨の発生数は少なくなりますが、上空の寒気や一時的な気温の上昇、前線や台風がもたらす湿った空気の影響で月の前半を中心にゲリラ雷雨が発生しやすくなる日がありそうです。9月のゲリラ雷雨発生回数は東北と四国を除いて昨年よりやや多めの予想で、特に秋雨前線からの湿った空気や上空の寒気の影響を受けやすい関東甲信では、昨年の2倍近くになる可能性があります。
 台風18号の影響で栃木県や茨城県、宮城県などで記録的な大雨となっていますが、今後も台風や秋雨前線の影響で災害が発生するような激しい雨が降る恐れもあります。ゲリラ雷雨のほか、台風や秋雨前線による激しい雨にも注意してください。


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“ゲリラ雷雨防衛隊”の参加者、初の11万人突破!

 7月から始まった今シーズンの“ゲリラ雷雨防衛隊”参加者が11万人を超え、2008年の活動開始以来、最多の人数を記録しています。今年は9月9日までに隊員から通算386,396通のリポートが寄せられました。ゲリラ雷雨の発生を事前にお知らせするスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内のサービス“スマートアラーム(ゲリラ雷雨モード)”では、隊員の皆様から届くリポートと予報センターの解析によって、全国平均で50分前までにゲリラ雷雨の発生をお知らせしています。
 今年は画像解析技術の機能をバージョンアップし、雲を撮影する際にスマートフォンのカメラに写る雲の発達度を自動判定し、1〜100%の数値で表示するシステムを導入しました。撮影の段階で雲の発達度を確認できるので、初心者の方でも最も発達した雲を見つけて報告することができます。ウェザーニューズは雷雨の前兆となる雲の様子や体感を全国の皆様と共有するとともに、ゲリラ雷雨防衛隊員の皆様と協力してゲリラ雷雨の発生を事前に通知するサービスを提供し、ゲリラ雷雨による被害軽減に努めていきます。


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リポート送信画面(写真)
左下に画像解析で自動判定された
雲の発達度が表示される
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リポート送信画面
(雲の色/雲の距離/雷の有無/
今後の予想/被害状況/コメント)
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ゲリラ雷雨防衛隊本部から届く
「ゲリラ雷雨通知サービス」