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気温・湿度・気圧を自動で24時間観測する新型気象センサー「WxBeacon」を開発

全国のスマホユーザーと気象情報のクラウドセンシングネットワークを構築

〜ウェザーリポーターへの新たな会員特典として配布実施中!〜

 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、気温・湿度・気圧を自動で24時間観測する新型気象センサー「WxBeacon(ウェザービーコン)」を制作し、本日よりウェザーリポーターへの新たな会員特典として無償配布を開始しました。「WxBeacon」は、アプリックスI P ホールディングス株式会社(代表取締役:郡山龍)の協力のもと開発され、Beacon技術を使った気象情報のクラウドセンシングを世界で初めて実用化したプロダクトです。「WxBeacon」は軽量かつ手のひらサイズで、外出時に持ち運びやすい設計となっており、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して、観測した情報をリアルタイムに確認することができ、またその情報をウェザーニューズに送信することができます。ウェザーニューズは、全国800万人のウェザーリポーターから寄せられる空の写真や体感報告を気象予測に導入しており、今回、「WxBeacon」を全国のウェザーリポーターに無償配布することで、新たな気象情報のクラウドセンシングを実現するとともに、観測データを気象予測に反映させることで予測精度の向上を目指します。


ウェザーリポーターへ「WxBeacon(ウェザービーコン)」をプレゼント

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 ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して天気や雲の様子を報告するウェザーリポートを会員から送っていただき、天気予報に反映する取り組みを2005 年より実施しています。今回、ウェザーリポートを通して、2000 ポイントを集めた会員を対象に、「WxBeacon」を無償でプレゼントします。 「WxBeacon」は幅7.2cm、重さ37g(電池抜き)と大きさは手のひらサイズで、気温・湿度・気圧を自動で測定し、Beacon データにのせて発信するセンサー対応Beacon です。ウェザーリポーターは「ウェザーニュースタッチ」を通して、観測データを自動で受信することができ、リアルタイムに今の気象状況を確認できるほか、写真や体感報告とあわせてウェザーニューズに送信することができます。また、「WxBeacon」を持っていない場合でも、周囲の「WxBeacon」のデータの受信や送信が可能です。ウェザーニューズではこの取り組みを通して、気象情報のクラウドセンシングをウェザーリポーターと共に実現し、それら観測データを気象予測に組み込むことで、予測精度の向上を目指していきます。今後は台風の気圧差を追いかけるなど、Beaconの強みを活かした新たな取り組みをウェザーリポーターと実施し、気象による被害の軽減に努めていく予定です。