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地震や津波発生時に迅速・確実につながるアプリ「地震津波の会」で新たな取り組み

地震の揺れをスマホで測定、新たな観測インフラを会員と構築

〜揺れの体感報告の機能も追加、観測機器では表現できない揺れの特徴を把握〜

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、地震や津波などによる被害を少しでも軽減するため、アクセスが集中する災害時でも迅速につながることを目的としたスマホアプリ「地震津波の会」にて、スマホの機能を活用した地震の揺れの自動観測と会員による揺れの体感報告を開始しました。地震の自動観測機能が追加されたことで、緊急地震速報の通知と同時にスマホの3軸センサーが感知し、揺れを検知した場所・時間・揺れの強さがウェザーニューズに送信されます。集まったデータはアプリ内で公開され、実際に会員が体感した揺れの強さの変化を動画で把握できます。また、揺れの体感報告の機能も追加されたことで、“すさまじく揺れた”や“ユラユラ揺れた”など観測機器では表現できない揺れの特徴の把握が可能になりました。ウェザーニューズは、今後も会員と一緒に緊急時の情報伝達のあり方を考え、被害の軽減に努めていきます。


「地震津波の会」はこちら
インターネットサイト「地震津波の会」
URL: http://qt.weathernews.jp
スマホアプリ「地震津波の会」
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スマホの3軸センサーを活用し揺れの実態を調査、地震の観測インフラを会員と構築

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スマホの3軸センサーを活用した観測情報

 スマホアプリ「地震津波の会」はアクセスが集中する災害時でも迅速につながるアプリを目指してこれまで改良を重ねてきました。今回は、地震発生時に会員が実際に感じる揺れの強さを観測し、集まった観測データから揺れの実態を調査することを目的として、スマホを使って揺れの強さを測定する新たな機能を追加しました。これは観測インフラを会員と構築する新たな取り組みであり、観測データの検証と分析を随時行い、改良に努めていきます。

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 設定画面にて“揺れ測定機能”をオンにしておくと、緊急地震速報の発表と同時に3軸センサーによって揺れの観測が開始し、揺れの到達予想時刻から3分間にわたって計測されます。測定された揺れの情報はアニメーションで共有され、揺れの影響範囲や強さの変化を確認することができます。


一人ひとりが揺れ方や強さを報告!揺れの特徴をみんなで確認

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揺れの体感報告の画面

 ウェザーニューズは、スマホアプリ「地震津波の会」に揺れの体感報告の機能を追加しました。会員には、地震が発生した際に感じた揺れの強さを“すさまじい”“激しい”“強い”“弱い”“揺れたかも”“感じず”から選択してもらいます。また、揺れ方を“ドンッ”“ユラユラ”“ガタガタ”“その他”から選び、あわせて送信してもらいます。これにより観測機器では表現しきれない揺れの特徴を把握します。送信時に、GPS機能によって位置情報が自動で追加されるため、時間・位置・揺れの強さ・揺れ方に関する情報がウェザーニューズに寄せられ、会員はこれらの情報をマップで確認できるようになります。なお、報告を行う際は、身の安全を確保してから送信してください。


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震度情報
5月30日20:24震度5強
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揺れの体感報告
5月30日20:24震度5強

 5月30日に関東で震度5強の地震が発生した際も試験的に運用を行っており、全国約2,000名から揺れの体感報告が届きました。会員からの揺れの報告をマップ化し、地震の震度情報と比較すると強い相関が見られ、人間の感覚は地震に対しても有効な高感度センサーであることがわかりました。


スマホがマナーモードでも音声通知に対応

 スマホがマナーモードであっても、緊急地震速報を受け取る際は音を鳴らして欲しいという会員からの要望を受け、アプリ内で設定することで、地震発生時にマナーモードであっても緊急地震速報やカウントダウンはしっかりと音が出るように改良しました。また、この機能の実現により、専用サーバーと常時接続するため、従来よりも緊急地震速報の通知が1〜2秒速くなりました。