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ベンガル湾で熱帯低気圧が発達中

17日にインド南部で災害級の大雨となる可能性

〜インド通過後はバングラデシュ・ミャンマーでも大雨に注意〜

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 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、ベンガル湾で発生している熱帯低気圧とその影響についての見解を発表しました。現在、ベンガル湾南部で熱帯低気圧に伴う活発な雲域があり、発達しながら北北西に進んでいます。日本時間15日12時前にスリランカに上陸し、コロンボで日本時間15日午前3時から16日午前3時までに285mmを観測しています。今後、インド南部やバングラデシュ、ミャンマーの広い範囲で災害級の大雨をもたらす可能性があり、注意が必要です。

17日にインド南東部を通過し大雨と強風をもたらす見込み

 15日にスリランカに上陸し北北西進している熱帯低気圧は、日本時間16~19日にかけてインド南部で災害級の大雨をもたらす可能性があり、総雨量は多いところで300~400mmに達する予想です(図2参照)。これは5月一か月分の降水量の平年値の6~8倍にあたります。昨年11月から12月にかけてインド・チェンナイで100年に一度と言われる規模の洪水が発生しましたが、その際の雨量は24時間で300mm程度でした。今回も当時と同等かそれ以上となることが予想されますので、大雨による土砂災害や河川の洪水、また強風、高波などの災害に警戒が必要です。また交通への影響も予想されますので最新の情報に注意してください。

図1.日本時間16日午前8時30分の衛星画
図2.日本時間16日から23日にかけての総雨量予想図
(ウェザーニューズ見解)

20日以降はバングラデシュ、ミャンマーでも大雨に警戒

 熱帯低気圧はインド南東部を通過した後、やや勢力を強めてベンガル湾を北東進する見込みです(図3参照)。その影響で20日から23日にかけてインド・アッサム地方やバングラデシュ、ミャンマーでも災害級の大雨となる恐れがあり、多いところで総雨量500mm程度となる予想となっています(図2)。この雨量は平年の5月の総雨量と同等であり、その量が数日間のうちにまとまって降ることになります。進路にあたるエリアでは災害への備えと共に、最新の情報に注意してください。

図3.熱帯低気圧の進路予想図
*ウェザーニューズ・グローバルストームセンター発表

※注意報・警報・避難情報などについては現地の気象機関の情報に従ってください。