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スキー・スノーボードシーズンの降雪傾向発表 今年は雪降る?全国的に降雪量は平年並みかやや多め
~ シーズンを通して雪が多く、クリスマスや年末年始は本格的な新雪を楽しめそう ~
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、12月5日(木)、全国ならびに各地域におけるゲレンデの降雪傾向を発表しました。今シーズンは、周期的に強い寒気が流れ込むため、各地の降雪量は平年並みかやや多めとなる見込みです。また、12月の降雪量は、例年とほぼ同じか多めとなるため、各地のゲレンデでも例年と同じ時期からスキーやスノーボードが楽しめそうです。クリスマスや年末年始は、寒波が襲来して大雪になるエリアがあり、パウダースノーが期待できます。その後も、やや強い寒気の影響で、日本海側ではまとまった降雪が見込まれるため、良い雪質で楽しめるゲレンデが多くなります。最新のゲレンデの積雪情報は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『スキー&スノボCh.』や、インターネットサイト「ウェザーニュース」からご確認ください。
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12月~3月の降雪傾向
12月の降雪傾向
12月の中旬頃までは雪を降らせる寒気は北日本が中心となりますが、12月後半になると北陸より西のエリアにも寒気が入り、西日本のゲレンデでも十分な雪で滑れる所が多くなりそうです。12月中旬以降には、各地とも雪質の良い状態でスキー・スノーボードを楽しめるようになり、お出かけするには良さそうです。平野部の積雪は北日本が中心となりそうです。
年末年始の降雪傾向
年末年始は、強い寒波がやってくることで、全国的に寒くなる可能性があります。北海道から西日本のゲレンデでは豊富な新雪が期待できます。しかし、日本海側では風雪が強まったり、大雪になる恐れがあるため、ゲレンデまでの交通機関や道路にも影響が出る可能性もあります。ゲレンデに行く際は、最新の情報を確認してください。
1月の降雪傾向
1月は寒気が流れ込みやすく、特に西日本や東日本に強い寒気が流れ込む見込みです。ゲレンデにも雪が降る日が多くなりそうです。1月中旬には、一旦冬型の気圧配置が緩み、低気圧が日本の南海上を通過するようになることで、太平洋側の平野部でも雪が降ることがありそうです。低気圧が通過した後は、再び寒気が流れ込んで冬型の気圧配置となるため、ゲレンデでは再び新雪が期待できるようになります。
2~3月の降雪傾向
2月~3月中旬までの気温は、北日本は平年並みかやや低く、西日本、東日本では気温の変化が大きくなってきますが、平年より気温が低くなりそうです。短い周期で低気圧が通過し、関東南部でも積雪の可能性があります。また、2月下旬〜3月上旬にかけて、発達した低気圧が通過した後、強い寒気が流れ込み、まとまった雪が降るエリアがありそうです。3月下旬になると、天気は周期的に変化し、気温は平年並みかやや高めとなる見込みで、次第に春めいて暖かい日が増えて徐々に雪解けが進みそうです。
エリアごとの特徴
※中部(北陸、新潟、長野北部、岐阜飛騨)※シーズン本格化時期は、降雪傾向に基づくもので、スキー場のオープン時期とは異なる場合があります。 ※今シーズンの降雪傾向について
当社では、日々、長期気象予測サービスの実用化に向けて取り組みをおこなっていますが、現在の気象予測の技術水準では、予測精度の誤差が大きくなる場合があります。今回の降雪傾向発表にあたり、気象機関や長期予報の有識者からの複数の見通しを元に、総合的に見解を出しています。本リリースにおける情報につきましては、発表日(12月5日)における最新の見解になります。