
吉良 真由子
気候変動に挑む
吉良 真由子(きら まゆこ) 2014年入社
入社当時は鉄道事業部に配属され、鉄道事業者向けの気象予測を担当。その後、約5〜6年間は気象予測業務に従事し、その間に気象予報士の資格を取得。2020年からは気候変動プロジェクトチームに移り、データ分析やカスタマーサービス、アプリ開発など多岐にわたる業務を経験。2025年からは予報センターへ異動し、現在はウェザーニュースLiVEで「100年天気予報」という気候変動をテーマにした動画解説を担当している。
完全自主制作スタイル
Q現在の仕事内容を教えてください。
現在は「ウェザーニュースLiVE」の中で、『100年天気予報』というコーナーを担当しています。そこでは気候変動が私たちの生活にどのような関わりがあり、どんな影響を及ぼすのかを解説しています。 このコーナーの最大の特徴は、テーマの選定から調査、データの解析、解説資料の作成、そして実際の出演まで、全てに携わりながら行っていることです。喋る台本も自分で用意する「完全自主制作」のスタイルで、日々放送に臨んでいます。

Q「100年天気予報」はどのように立ち上がったのですか?
もともとは、森田(清輝)さんが担当されていた「地球天気予報」というコーナーで、私が気候変動の解説資料の作成を担当していたことがありました。その中で、もっと多角的な視点で情報発信をしていきたいと考え、自ら出演する新企画を立ち上げたんです。 ちょうど動画チームでも新しいコンテンツを模索していたタイミングだったこともあり、「気候変動をテーマにした番組をやりたい」という私の提案がスムーズに受け入れられました。その後、モバイル・インターネットチームとも議論や試行錯誤を重ねて、現在の形として放送がスタートしました。

1日のスケジュール例
8:30
今日やることの確認、夜間のslack連絡の確認
8:40
予報センター&気候予測センター デイリースクラム
9:30
その日にやるべき最も重要な仕事 コミュニケーション
12:00
ランチ

13:00
その日にやるべきことで終わってないことの続き その週でやっておきたいことをいくつかやる
18:20
明日やるべきことの整理と朝のアクション確認
18:30
退勤
実際に人の役に立つサービスを提供したい
Qウェザーニューズを選んだ理由を教えてください。
大学・大学院で気候の研究をしていたので、将来も気候変動や環境問題に携わる仕事がしたいと考えていました。当時の主な選択肢は環境アセスメントやコンサルティングでしたが、それらの多くは「データを分析して提供する」ところで完結してしまっているように感じ、もどかしさを覚えていたんです。 分析した結果が、本当に誰かの役に立っているのかが見えにくい。そんな疑問を抱いていた時に出会ったのが、ウェザーニューズでした。 ウェザーニューズは、気象分野においてエンドユーザーに直接届く、本当に役立つサービスを数多く提供していました。「ここなら、気候分野でも同じことができるはずだ」と。データの提供で終わるのではなく、最後まで責任を持って「人の役に立つサービス」を届けたい。その一心で、入社を決めました。

「古気候」という分野を研究していた
Q大学時代に勉強していたことを教えてください
大学・大学院では、地球科学の中でも特に「大気科学」を専攻していました。研究室では「古気候」という分野を専門とし、数十万年から数百万年前という遥か昔の気候について調べていたんです。 過去の気候を紐解くことは、地球本来の「自然変動」の仕組みを知ることに繋がります。それが分かって初めて、私たちが今直面している「人為的な気候変動」を正しく理解できるようになります。 具体的には、10万年周期で変化する天体学的要因によって、地球の気候がどのように変動するかをシミュレーションで分析していました。
気候変動に対して何ができるか
Q今後の夢や目標を教えてください
やりたいことは一貫しています。気候変動という大きな問題が解決していない以上、それに対して「自分に何ができるか」を追求したいです。人間が幸せに暮らしながらも、地球環境に負荷をかけない持続可能な社会に向けて、必要な情報や予測、そして具体的なソリューションを形にしていきたいと考えています。 現在はサポーター(視聴者)向けのコンテンツ制作が中心ですが、今後は双方向にコミュニケーションができる「コミュニティ」を作っていきたいです。 一般のサポーターだけでなく、企業や自治体も巻き込み、ウェザーニューズを介して「気候変動に対して何ができるか」をみんなで共に考える場所。そんなコミュニティを、10年先くらいには実現させたいと思っています。
ビジョンに共感できる会社探しを
Q就活生へのメッセージ
やりたいことが明確に見つかっている人は迷わず進めますが、実際はまだ見つかっていない人の方が多いですし、すぐに見つかるものでもありません。 もし迷っているなら、「ここでなら楽しく働けそうだな」とか「この考え方には共感できるな」という会社を探してみてください。そうした共感がないと、働き続けるのが辛くなってしまうからです。 会社の掲げるビジョンに共感できるか、あるいは自分の目指す方向性と近いかどうか。自分にとって心地よい「ビジョン」を持っている場所を見つけてほしいなと思います。







