サステナビリティ
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天気を味方にした活用事例(スポーツ気象)
増大する気象リスクに対して、各個人が適応策を実践するきっかけへ

[公開] 2021年08月23日

"天気を味方に"する代表的な天気予報の活用事例が「スポーツ気象」という価値です。例えば、マラソンは日射、気温・湿度、風向・風速など様々な気象条件下で競技をするスポーツです。これらの気象条件を分析し、詳細なデータを事前に把握することで、想定内のコンディションや天気を活用した戦略で競技に臨むことができます。また、昨今のゲリラ豪雨の発生や熱中症リスクの高まりといった選手の安全にかかわる様々な気象リスクへの適応策においても、スポーツ気象の価値は発揮されます。

活用事例:マラソン競技
天気は変えられませんが、予め天気を想定することで、プレイヤーは最善の準備ができ、安全の確保と、パフォーマンスの最大化が実現できます。スポーツという人々の関心が高い題材から、身近な天気予報の有用性・可能性を学ぶことで、気候変動により極端化する気象現象に対して、各個人も天気予報を活用しながら自分の身を守る行動(=適応策)を実践するきっかけを掴んでもらいたいと願っています。
スポーツ気象の変遷
ICTの発展により、いつでもどこでも天気予報が確認できる時代において、ウェザーニューズでは、より詳細なメッシュで予測に取り組むことで、高精度な天気予報を提供しています。自由に手に入る天気予報を適応策として生かすためには、まずは天気に関心を持ってもらうこと、さらに天気予報の有用性を周知することで、一人ひとりの意識を変化できると考えています。