TOP > NEWS > 2016

ニュース

2万3千人による「傘調査2016」の結果を発表

1番多く傘を持っているのは東京都民で、1人当たり3.4本

~強風でも壊れない傘が欲しい!購入の決め手、男性は丈夫さ、女性はデザイン〜

モバイル/インターネット >

 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、「傘調査2016」の結果を発表しました。本調査では、7月29日~7月31日にスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて傘にまつわる質問をし、全国約2万3千人の方々から回答をいただきました。調査の結果、1番多く傘を持っているのは東京都民で3.4本、またビニール傘世帯所有数トップは東京都と大阪府の2.0本でした。傘を購入する決め手として男性は「丈夫さ」、女性は「デザイン」で、男女の差が現れました。今後、ウェザーニューズは本調査結果を元に、傘の企画を継続的に検討してまいります。

ウェブサイト ウェザーニュース「傘調査2016」
https://weathernews.jp/s/topics/201608/010095/

【1】1番傘を持っているのは東京都民で3.4本、ビニール傘世帯所有数トップは東京都と大阪府

 「自分の傘を何本持っている?」と質問し0〜5本から選択いただいた結果、傘の所有数は全国平均で3.0本となりました。都道府県別で見ると、1人当たりが持つ傘の本数が1番多かったのは東京都で3.4本、次いで3.2本が神奈川県、大阪府、兵庫県、京都府と続きました。関東と近畿が上位となり、反対に東北は6県中4県で下位となりました。1番少なかったのは沖縄県の2.3本で、考えられる理由として沖縄出身の社員によると、短時間強雨や強風の多い沖縄ではすぐに雨が止む、傘をさしても濡れる、雨に濡れてもすぐ乾くなど、雨に濡れることをあまり気にしない県民性で、傘の利用頻度が低いのではないかとのことでした。

自分の傘を何本持っている?
ランキング都道府県所有数ランキング都道府県所有数
1位東京都3.4本
2位神奈川県3.2本44位新潟県2.5本
2位大阪府3.2本44位青森県2.5本
2位兵庫県3.2本44位鹿児島県2.5本
2位京都府3.2本47位沖縄県2.3本

 また、「家にビニール傘は何本ある?」と質問したところ、全国平均は1.6本でした。都道府県別で見ると、1番多かったのは東京都と大阪府で2.0本、次いで埼玉県、京都府の1.9本、神奈川県、千葉県の1.8本となり、傘の所有数と同様に関東と近畿が上位になりました。反対に、最も少なかったのが鹿児島県と宮崎県で、1.0本でした。九州では7県中4県でビニール傘の所有数が少ない結果となりました。考えられる理由として九州(鹿児島県、宮崎県、佐賀県、大分県)出身の社員によると、「雨が予想された日は折り畳み傘を持ち歩くことが多い印象があり、急な雨に遭遇して急遽傘を購入する人が少ないのではないか」、「車社会で雨に降られても車までダッシュすることが多く車には常に何本か積んでいることが多い」、「鹿児島県では桜島の灰対策としても普段から傘の持参率は高い可能性がある」とのことでした。

家にビニール傘は何本ある?
ランキング都道府県所有数ランキング都道府県所有数
1位東京都2.0本41位熊本県1.1本
1位大阪府2.0本41位愛媛県1.1本
3位埼玉県1.9本41位沖縄県1.1本
3位京都府1.9本41位山口県1.1本
5位神奈川県1.8本41位佐賀県1.1本
5位千葉県1.8本46位宮崎県1.0本
46位鹿児島県1.0本

【2】強風でも壊れない傘が欲しい!購入の決め手に男女差、男性は丈夫さ、女性はデザイン

<「壊れない傘」がほしい!>
 「今、傘に一番欲しい性能・機能は?」と質問し、「壊れない傘」、「失くさない傘」、「観測できる傘」、「予報する傘」から選択していただきました。結果、「壊れない傘」が65%と最も多くなりました。その理由としては、「好きな傘は、長く持っていたいから」、「大抵は壊れて買い直すから」、「強風で壊れたので、強風に強い傘が欲しい」などのコメントをいただきました。そのほか傘を失くさないためのアイディアとして、電車やバスに傘を置き忘れたりした経験などから、「マイ傘から30メートル離れたら、『忘れてませんか?あなたの大事な傘ですけど!』と叫ぶ傘があれば、なくさないと思います。」といったコメントや、「晴雨兼用で、雨の時は色や柄が浮き出て、晴れの日は黒+柄でUVカットできるような、天気によって色や柄が変わる、カワイイ傘!」、「傘への衝撃から降水強度が測定できたら実況の精度が上がると思う」など観測できる傘のアイディアもいただきました。

1
2

<傘が壊れた原因は「強風」が過半数>
 また、「過去に傘が壊れた時の原因は?」と質問し、「強風」、「豪雨」、「アクシデント」、「壊れた事がない」から選択していただいたところ、「強風」という回答が55%と、半分以上を占めました。風が強い日に壊れた傘が沢山捨てられているのを見ますが、壊れない傘、とりわけ強風に強い傘が求められているようです。

<購入の決め手に男女差あり!男性は丈夫さ、女性はデザイン>
 「今使っている傘を購入した時に、最も重要視したポイントは?」と質問し、「デザイン」、「安さ」、「丈夫さ」、「軽さ」から選択していただきました。その結果、「丈夫さ」が36%、次いで「デザイン」が30%となり、上述の「壊れない傘」が欲しいとする回答と一致しましたが、男女別の割合で見ると差がありました。男性は「丈夫さ」が42%、「デザイン」は19%に留まった一方で、女性は「デザイン」が51%と過半数を占めました。また、年代別で見ると、どの世代も「丈夫さ」が1番多くなりましたが、「軽さ」を重要視する割合が年代が上がるにつれて増加し、60代以上では約2割となりました。    

3
4

【3】購入季節No.1は梅雨も、「今」新しい傘が欲しい人は4割にのぼる

 「傘を購入するのは、春・梅雨・夏・秋・冬でどの季節が多い?」と質問したところ、雨の日が多い梅雨が最も多く約半数を占めました。一方で、「今、新しい傘が欲しいですか?」と質問し、「欲しくない」、「欲しい」から選んでもらったところ、「欲しい」という回答が4割にのぼりました。台風シーズンに備えて強風にも負けない丈夫な傘が必要とされているのでしょうか、実際には傘の購入は梅雨が多いものの、新しい傘を求めている方は今の時期(夏)でも多いようです。

 これらの結果に加えて、世界35ヶ国中、傘の所持数世界トップである(2014年7月実施の傘調査より)日本は、傘への追究も世界トップクラスと言えそうです。今後、ウェザーニューズは本調査結果を元に、傘の企画を継続的に検討してまいります。

6
5

◆参考:都道府県別ランキング

自分の傘を何本持っている?家にビニール傘は何本ある?
ランキング都道府県所有数ランキング都道府県所有数
1位東京都3.4本1位東京都2.0本
2位神奈川県3.2本1位大阪府2.0本
2位大阪府3.2本3位埼玉県1.9本
2位兵庫県3.2本3位京都府1.9本
2位京都府3.2本5位神奈川県1.8本
6位埼玉県3.1本5位千葉県1.8本
7位徳島県3.0本7位兵庫県1.6本
7位千葉県3.0本7位奈良県1.6本
7位石川県3.0本7位石川県1.6本
7位滋賀県3.0本7位滋賀県1.6本
11位奈良県2.9本11位山梨県1.5本
11位愛知県2.9本11位宮城県1.5本
11位和歌山県2.9本11位福岡県1.5本
11位福岡県2.9本11位山形県1.5本
11位三重県2.9本11位岩手県1.5本
11位広島県2.9本16位新潟県1.4本
11位静岡県2.9本16位広島県1.4本
11位栃木県2.9本16位秋田県1.4本
19位福井県2.8本16位岐阜県1.4本
19位茨城県2.8本16位高知県1.4本
19位山口県2.8本21位徳島県1.3本
19位宮城県2.8本21位北海道1.3本
19位熊本県2.8本21位鳥取県1.3本
19位岐阜県2.8本21位長崎県1.3本
25位大分県2.7本21位愛知県1.3本
25位山梨県2.7本21位香川県1.3本
25位群馬県2.7本21位長野県1.3本
25位富山県2.7本21位福島県1.3本
25位北海道2.7本21位和歌山県1.3本
25位愛媛県2.7本21位群馬県1.3本
25位香川県2.7本21位三重県1.3本
25位岩手県2.7本21位島根県1.3本
25位長崎県2.7本21位岡山県1.3本
25位宮崎県2.7本21位栃木県1.3本
25位長野県2.7本35位富山県1.2本
36位高知県2.6本35位福井県1.2本
36位岡山県2.6本35位茨城県1.2本
36位佐賀県2.6本35位青森県1.2本
36位島根県2.6本35位静岡県1.2本
36位鳥取県2.6本35位大分県1.2本
36位山形県2.6本41位熊本県1.1本
36位福島県2.6本41位愛媛県1.1本
36位秋田県2.6本41位沖縄県1.1本
44位新潟県2.5本41位山口県1.1本
44位青森県2.5本41位佐賀県1.1本
44位鹿児島県2.5本46位宮崎県1.0本
47位沖縄県2.3本46位鹿児島県1.0本
全国平均3.0本全国平均1.6本

 

本ニュースをプリントアウトしてご覧になりたい方はこちら