株式会社ウェザーニューズ（本社：千葉市美浜区、代表取締役社長：草開千仁）は、第三回紅葉見頃予想を発表しました。11月8日現在、東北南部〜東日本の山沿いが見頃のピークで、西日本でも高い山では見頃となっています。東日本では標高の高い山から低い山へと見頃のエリアが移っており、今週末の紅葉狩りは、日光東照宮(栃木県)、伊香保温泉(群馬県)、山中湖(山梨県)、弥彦公園もみじ谷(新潟県)、飛騨美濃せせらぎ街道(岐阜県)などがおすすめです。このほか全国の名所750カ所の現在の色付き状況や見頃予想日、スポット情報は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やウェブサイトの「紅葉Ch.」でご覧いただけます。名所ごとの天気や気温も確認できるので、行き先や日程の決定や当日の服装の判断など、紅葉狩りの計画にお役立てください。

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※本発表は、11月8日時点のものになります。最新の天気・紅葉見頃予想は上記のサイトにてご確認いただけます。

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◆ただいま、東北南部〜東日本の山沿いが見頃のピーク！
〜今週末は紅葉狩り日和、東北は日曜日がおすすめ〜

　関東は、日光東照宮（栃木県）など北部の山沿いを中心に見頃を迎えています。紅葉は標高の高い山から低い山へと段々と下りてきていて、今週末には伊香保温泉(群馬県)や中津峡(埼玉県)などでも鮮やかな色付きが楽しめそうです。中部は、北陸や山梨県、岐阜県飛騨地方を中心に色付きが進み、弥彦公園もみじ谷(新潟県)、山中湖(山梨県)や飛騨美濃せせらぎ街道(岐阜県)など、紅葉狩りを楽しめるスポットが増えています。 　今週末の紅葉狩りは、12日(土)に前線が北日本を通過するため、東北は天気が回復する13 日(日)がおすすめです。東〜西日本は高気圧に覆われて、週末は紅葉狩り日和となります。朝晩は冷えますので、暖かくしてお出かけください。

◆全国の紅葉見頃予想

◇見頃時期予想：東〜西日本の平野部は例年並〜少し早めの見頃

　9月は全国的に、10月は東〜西日本で平年より気温が高く、この時期に色付きが進んだ北日本や東〜西日本の山沿いの地域では、例年より遅い見頃を迎えたところもありましたが、11月上旬になって気温が平年より低い日が続いたため、ようやく見頃を迎えそうです。今後の気温は、11月中旬〜下旬は平年並、12月は平年よりもやや低めとなる予想で、これから色付きが進む東〜西日本の平野部では、例年並〜やや早めの見頃となりそうです。

◇鮮やかさ予想：東〜西日本の平野部は鮮やかな色付きに期待！

　紅葉が鮮やかに色付くためには、朝晩の冷え込みや葉が色付く時期の日照が十分にあることが大切です。9〜10月は、東日本の内陸や東北南部の山沿いでは、日照不足や気温が高い日が多かった影響で、鮮やかさが今ひとつとなった地域が多くなりました。今後、11月中旬以降は、周期的に天気が変化して葉の色付きに必要な適度な日差しや雨、気温低下が見込めるため、東北南部や東〜西日本の平野部では鮮やかな紅葉となりそうです。

◆エリア別：紅葉見頃予想（北海道の紅葉シーズンは、ほぼ終了しました）

東北：今年の紅葉シーズンは11月中旬まで、ラストチャンスを堪能！

9月下旬は八幡平や山形蔵王など高い山で例年よりも早めに見頃を迎えましたが、10月は例年並の見頃を迎えるところが多くなりました。台風の襲来や、9月下旬〜10月上旬の高温の影響で、太平洋側の山沿いでは色付きが今ひとつとなったところもありました。現在は山を中心に落葉が進む一方、宮城県仙台市周辺や福島県浜通りなど南部太平洋側の地域で色鮮やかな紅葉が進んでいます。今後は平年並から低めの気温となり、11月上旬のうちにほとんどの地域で見頃を迎える見込みです。8日(火)〜10日(木)には発達した低気圧の影響で風が強まる恐れがあり、見頃が終盤となっている地域では葉が落ちてしまう可能性があります。今シーズンは11月中旬までとなり、ラストチャンスの紅葉を今週末のうちにお楽しみください。

関東：平野部は例年並かやや早めの見頃時期、鮮やかな色付きに期待！

9〜10月は平年より気温が高く、この時期に色付いた茶臼岳やいろは坂など群馬県や栃木県の北部の山では、遅めの見頃を迎えるところが増えました。また、9月の日照不足や10月の少雨の影響からか、群馬県北部からは色付きが悪かったという報告も届きました。現在は標高が高い山では落葉が進んでおり、低い山や平野部で段々と色付きが始まっています。今後、11月中旬〜12月上旬は平年並から低めの気温となり、多くの名所で例年並からやや早めに見頃を迎える予想です。また、12月上旬にかけては天気が周期変化し、適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな色付きが期待できます。

＜今週末おすすめの紅葉名所＞ 日光東照宮(栃木県)、伊香保温泉(群馬県)、袋田の滝(茨城県)、中津峡(埼玉県)など

中部：北陸・東海の平野部は例年並の見頃時期、鮮やかな色付きに期待！

9〜10月は平年よりも気温が高めとなり、上高地や白川郷などこの時期に色付きが進む長野県・岐阜県の山沿いの地域では、例年より遅い見頃を迎えるところが多くなりました。また、9月の日照不足や9〜10月に気温が高かった影響で、鮮やかさは今ひとつとなったところもありました。今後、11月中旬〜12月上旬は平年並からやや低めの気温となって、北陸や東海の平野部では例年並からやや早めに見頃を迎える予想です。また、天気が周期変化して、適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな色付きが期待できます。

＜今週末おすすめの紅葉名所＞ 山中湖(山梨県)、弥彦公園もみじ谷(新潟県)、永平寺(福井県)、飛騨美濃せせらぎ街道(岐阜県)など

近畿：平野部は例年並の見頃時期、鮮やかな紅葉に期待！
　　　いよいよ来週は京都市周辺で見頃の名所も

10月以降、紀伊山地を中心に色付きが進み、高野山や大台ケ原などでは例年並の時期に見頃を迎えました。また、北部や中部の平野部でも色付きが段々と始まっています。今後、気温は11月中旬〜下旬は平年並、12月はやや低めとなる予想です。このため、数多くの名所がある京都市周辺などは11月中旬から見頃を迎えるところが多く、来週には大原三千院など山沿いの名所の紅葉が楽しめそうです。例年12月に見頃を迎える沿岸の名所では、例年よりやや早めの見頃となりそうです。また、天気が周期変化して、適度な日照や雨、朝晩の冷え込みが期待できるため、鮮やかな色付きが期待できそうです。

中国：例年並の見頃時期、宮島は11月中旬から見頃に

10月の気温が平年より高かった影響で、三段峡や寂地峡など例年11月上旬に見頃を迎える名所では、所々で色付きが遅れています。また、10月の日照時間が少なかった影響からか、色付きが今ひとつだった名所もありました。今後は、11月中旬〜下旬の気温は平年並となるため、見頃時期は例年並の予想です。宮島は16日頃見頃となる見込みです。また、適度な日照や雨、気温低下が見込めるため、鮮やかな紅葉が期待できます。ただ、今夏の少雨の影響か、葉の“虫食い”報告も届き、一部では鮮やかさが控えめとなる可能性もあります。

四国：べふ峡が見頃に！平野部は例年並の見頃時期

剣山では10月の例年並の時期に見頃を迎えましたが、10月の気温が平年より高かった影響で、一の谷渓谷など例年11月上旬に見頃となる名所の中には色付きが遅くなった所もあります。べふ峡も見頃となり、今週末の紅葉狩りにおすすめです。今後、11月中旬〜下旬の気温は平年並となるため、平野部では例年並の時期に見頃を迎える見込みです。また、適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな紅葉が期待できます。ただ、今夏の少雨の影響か、葉の“虫食い”報告も届き、一部では鮮やかさが控えめとなる可能性もあります。

九州：平野部の見頃時期は例年並かやや早い予想、鮮やかな色付きに期待！

10月の気温が平年より高かった影響で、霧島や雲仙など例年10月下旬から見頃を迎える名所では、例年より10日程度色付きが遅れているところがあります。今後、気温は11月中旬〜下旬は平年並、12月は平年よりやや低めとなる予想から、平野部では例年並かやや早めに見頃を迎える予想です。また、天気は周期的に変化して、適度な日照や雨、気温低下が見込めることから、鮮やかな色付きが期待できます。

◆＜参考情報＞都道府県別の紅葉ピンポイント情報(11/8現在)

※本リリースにおける情報につきましては、11月8日時点の見解になります。最新の見解および、上記に掲載されていない全国750カ所の紅葉見頃予想はスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やウェブサイトの「紅葉Ch.」（https://weathernews.jp/s/koyo/）をご確認ください。

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