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「第三回桜開花予想」、700か所の開花日・満開日をアプリ「ウェザーニュースタッチ」で公開

【第三回桜開花予想】東京・福岡が桜開花一番乗り、西・東日本は例年並〜やや遅い開花に

〜東京・上野恩賜公園は3月23日、京都・清水寺は31日に開花の見込み〜

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 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、2月22日~24日にウェザーニュース会員と共に「全国つぼみ調査」を実施し、第三回桜開花予想を発表しました。今シーズンのソメイヨシノの開花は、3月21日に舞鶴公園(福岡県)や靖国神社(東京都)から始まり、熊本城(熊本県)や高知公園(高知県)、上野恩賜公園(東京都)など3月下旬に続々と開花し、3月末から満開を迎える所が増えていく見通しです。現在のつぼみの生長は、昨年とほぼ同じペースで進んでいますが、西・東日本では今後も寒気の影響を受けやすく、開花時期は例年(過去5年平均)並~やや遅い、北日本は例年並の予想です。
 本開花予想は、「全国つぼみ調査」の2,263通の報告、「さくらプロジェクト」の参加者から届く報告、今後の気象予測をもとに算出しています。全国の桜名所700か所の最新見解は、アプリ「ウェザーニュースタッチ」やウェブサイト「ウェザーニュース」の『さくらCh.』からご覧いただけます。なお、「第四回桜開花予想」は3月6日に発表予定です。

※本プレスリリースにおける開花時期の“例年”とは、2013~2017年の過去5年の平均で算出しています。

▼全国の桜名所700か所のお花見情報はこちら
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」をダウンロード後、『さくらCh.』にアクセス
または
ウェザーニュースウェブサイト『さくらCh.』
https://weathernews.jp/s/sakura/

◆2018年「第三回桜開花予想」
<西・東日本では例年並~やや遅い、北日本は例年並の予想>

 今シーズンのソメイヨシノの開花は、3月21日に舞鶴公園(福岡県)や靖国神社(東京都)から始まり、熊本城(熊本県)や高知公園(高知県)、上野恩賜公園(東京都)など3月下旬に続々と開花し、3月末から満開を迎える所が増えていく見通しです。

名所の桜開花予想
主要都市の桜開花予想

 これまでのつぼみの生長は、昨年と同程度かやや早く、冬の寒さによって休眠打破が確実に行われ、順調にスタートしたと見られます。ただ、2月後半になっても平年より寒い日が多く、例年に比べると、やや遅れも見られます。
 この先西・東日本は、開花が近づく3月に天気が周期変化することで寒暖の変化が大きくなり、1か月の平均気温は平年よりやや低いと予想されます。このため、つぼみの生長は加速と減速を繰り返し、開花の時期は例年並~やや遅くなりそうです。
 北日本も、3月中旬にかけて寒気が流れ込みやすく、つぼみの生長はゆっくりです。ただ、3月下旬から周期的に暖かい日が訪れ、つぼみの生長が加速します。このため、開花時期は例年並の所が多い見込みです。弘前公園(青森県)は、GW前に満開を迎えるため、GWは早めのお花見がおすすめです。五稜郭公園(北海道道南)は、4月下旬に咲き始め、GWいっぱいお花見を楽しめそうです。

 

北日本

東日本

西日本

開花時期

例年並

例年並〜やや遅い

例年並〜やや遅い

開花に影響する時期の
気温傾向

3月:平年並かやや高い
4月〜5月:平年より高い

3月:平年よりやや低い
4月:平年並か高い

3月:平年よりやや低い
4月:平年並

<「全国つぼみ調査」による全国の桜の生長状況>

 全国2,263本の桜(うちソメイヨシノ1,746本)の「全国つぼみ調査」の結果、つぼみの生長は、昨年の同時期と同じくらいかやや早い傾向です。この冬は寒さが厳しいことから、全国的に休眠打破が順調に行われたと考えられます。ただ、2月後半になっても平年より寒い日が多かったため、つぼみの生長具合は例年並~遅い傾向となっており、まだ9割以上の桜がまだ小さく硬いつぼみというエリアがほとんどです。
 また、この冬大雪に見舞われた北陸や東北は、つぼみの生長についての報告数が少なく、実態が詳しくわかるのはもう少し先になりそうです。なお、北日本はほとんどの桜がまだ小さく硬いつぼみです。昨年までの調査結果を参考にすると、変化がはっきりと出始めるのは、東北で3月中旬、北海道で3月下旬となりそうです。

全国の桜の生長状況
※「全国つぼみ調査」について
 ウェザーニューズでは、全国の桜の生長状況を調べるため、2月22~24日の期間、全国のウェザーニュース会員の方と共に「全国つぼみ調査」を行いました。本調査でつぼみの現在の状態を細かく把握することで、2月15日に発表した第二回桜開花予想より高い精度で開花日を予想できるようになります。「全国つぼみ調査」では、つぼみの生長を7段階(まだ小さく硬い、先が黄色に、先が緑に、半分以上が緑に、先がピンクに、花びらが見えた、花の軸が伸びきった)で写真と共に報告いただきます。毎週、木~土曜日に「全国つぼみ調査」を行い、全国のつぼみの生長を加味した最新の開花予想を翌週火曜日に発表します。
つぼみの生長ランク


<気温の推移と開花への影響:寒波と大雪で休眠打破は十分>

 桜の順調な開花には、春の暖かさだけではなく、秋から冬にかけての寒さも必要です。桜は前年の夏に翌年咲く花のもとになる“花芽”を形成します。気温が下がると花芽は休眠に入り、しばらく生長を止めます。その後、さらに気温が下がり一定期間、低温にさらされると花芽は「休眠打破」してつぼみに生長します。つぼみは春先の暖かさに促され、開花に向けて生長します。
 今季注目となるのは寒波と大雪の影響ですが、2月前半までの寒さは休眠打破のきっかけとなるため、開花を促進する効果があると考えられます。反対に、2月後半以降の寒さはつぼみの生長を抑制する効果があります。これらを踏まえ、開花への影響は以下のように見ています。

・休眠打破期の振り返り(12月から2月前半)
 この冬の気温は、全国的に平年並か低く、12月~2月前半に度々寒波と大雪に見舞われていることから、休眠打破は順調に行われたと考えられます。実際、現在のつぼみの生長は昨年の同時期と同じ程度かやや早い傾向となっています。

・生長期(2月後半の実況と今後の予測)
 2月中旬から寒暖の変化が大きくなっています。西日本や北陸で春一番が吹くなど、気温の上がる日も出始め、つぼみの生長は始まっているものと見られます。ただ、西・東日本はこの先も寒気の影響を受けやすいため、つぼみの生長はゆっくりの見込みです。3月下旬は寒暖の変化が大きくなり、つぼみの生長は加速と減速を繰り返します。このため、西・東日本の桜の開花は例年並~やや遅い予想です。
 4月は寒気が入りにくくなり、気温は平年並~高い見込みです。つぼみの生長が加速するため、北日本の桜の開花時期は、例年並の所が多くなりそうです。

<2月15日発表の桜開花傾向との相違点>

 2月15日発表の第二回桜開花予想は、気象の実況と予測、過去14年間にウェザーニュース会員から寄せられた桜の生長状況に関する観察リポートの解析をもとに発表しました。今回は、その後の気象実況と予測に基づく解析に加え、「全国つぼみ調査」の結果を加味して発表しています。今回の「全国つぼみ調査」で休眠打破は十分に行われたものの、つぼみの生長が極端に早いわけではないことがわかり、また、冬の寒さの影響についても見解通りであることが確認できました。さらに、今後の気温傾向を考慮し、開花予想日は前回の発表とほぼ同じとなりました。

◆名所の桜開花予想

 以下の表は、全国700か所の名所から都道府県ごとに1か所(北海道と東京は2か所)をピックアップしたものです。全国の名所700か所の開花予想は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットサイト「ウェザーニュース」の『さくらCh.』からご覧いただけます。

エリア

都道
府県

スポット名

開花日
(1輪)

五分
咲き日

満開
開始日

桜吹雪
開始日

昨年の
開花日

例年の
開花日

北海道

北海道

五稜郭公園

4/26

4/29

4/30

5/5

4/27

4/27

二十間道路桜並木
(エゾヤマザクラ)

5/2

5/4

5/5

5/8

5/3

5/4

東北

青森

弘前公園

4/21

4/25

4/27

5/1

4/19

4/20

岩手

北上展勝地

4/17

4/21

4/25

4/29

4/17

4/16

宮城

白石川堤一目千本桜

4/7

4/11

4/13

4/18

4/9

4/5

秋田

桧木内川堤のソメイヨシノ

4/23

4/25

4/26

5/1

4/24

4/24

山形

霞城公園

4/13

4/16

4/18

4/23

4/13

4/12

福島

開成山公園

4/9

4/12

4/14

4/20

4/11

4/7

関東

茨城

平和通り

3/31

4/6

4/8

4/13

4/3

3/29

栃木

八幡山公園

4/1

4/5

4/6

4/11

4/4

3/30

群馬

前橋公園

3/28

4/2

4/4

4/8

4/1

3/26

埼玉

幸手権現堂桜堤
(県営権現堂公園)

3/28

4/3

4/5

4/11

3/27

3/25

千葉

千葉公園

3/26

4/1

4/2

4/8

3/30

3/24

東京

上野恩賜公園

3/23

3/29

3/31

4/5

3/23

3/22

靖国神社

3/21

3/28

3/29

4/5

3/21

3/21

神奈川

三溪園

3/24

3/30

3/31

4/8

3/27

3/23

中部

山梨

大法師公園

3/29

4/2

4/4

4/9

4/3

3/28

新潟

新潟県立鳥屋野潟公園

4/8

4/12

4/13

4/21

4/8

4/5

富山

松川公園

4/3

4/6

4/7

4/12

4/4

3/31

石川

特別名勝兼六園

4/4

4/7

4/8

4/13

4/6

4/1

福井

足羽山公園

4/4

4/6

4/8

4/14

4/6

4/1

長野

高遠城址公園
(タカトオコヒガンザクラ)

4/8

4/13

4/14

4/20

4/10

4/5

岐阜

新境川堤

3/29

4/3

4/5

4/10

3/29

3/26

静岡

駿府城公園

3/24

4/1

4/2

4/8

3/30

3/24

愛知

鶴舞公園

3/26

3/31

4/2

4/7

3/31

3/25

三重

津偕楽公園

3/30

4/3

4/4

4/9

4/3

3/28

近畿

滋賀

彦根城

4/2

4/6

4/8

4/14

4/5

4/1

京都

清水寺

3/31

4/4

4/6

4/12

4/1

3/28

大阪

大阪城公園

3/28

4/3

4/4

4/11

3/30

3/25

兵庫

姫路城

3/30

4/5

4/6

4/12

4/2

3/27

奈良

郡山城跡

3/30

4/4

4/6

4/11

3/31

3/27

和歌山

和歌山城

3/26

4/2

4/3

4/8

4/1

3/25

中国

四国

鳥取

打吹公園

3/31

4/4

4/5

4/11

4/4

3/28

島根

松江城山公園

3/30

4/4

4/5

4/9

4/3

3/27

岡山

岡山後楽園

3/28

4/3

4/4

4/9

3/31

3/26

広島

平和記念公園

3/26

3/31

4/2

4/8

3/30

3/25

山口

香山公園

3/27

4/1

4/3

4/8

4/1

3/25

徳島

眉山公園

3/28

4/1

4/2

4/8

4/3

3/26

香川

特別名勝栗林公園

3/29

4/4

4/5

4/12

4/2

3/26

愛媛

松山城山公園

3/25

3/30

3/31

4/6

4/1

3/25

高知

高知公園

3/22

3/29

3/30

4/6

3/29

3/21

九州

福岡

舞鶴公園

3/21

3/29

3/30

4/4

3/27

3/20

佐賀

神野公園

3/23

3/28

3/30

4/5

3/29

3/22

長崎

立山公園

3/25

3/30

3/31

4/5

3/31

3/23

熊本

熊本城

3/22

3/27

3/29

4/4

3/31

3/21

大分

平和市民公園

3/23

3/30

4/1

4/5

4/5

3/24

宮崎

西都原古墳群

3/22

3/28

3/30

4/2

4/4

3/24

鹿児島

甲突川河畔

3/27

3/31

4/1

4/7

4/4

3/26

※本プレスリリースにおける開花時期の“例年”とは、2013~2017年の過去5年の平均で算出しています。


◆全国の主要都市の開花予想(ソメイヨシノ)

 

今年の開花予想日

昨年の開花日

北海道

函館市

4/26

4/27

札幌市

5/1

4/28

旭川市

5/2

5/3

稚内市

5/10

5/9

帯広市

4/30

5/1

釧路市

5/13

5/14

網走市

5/7

5/5

東北

青森市

4/20

4/17

盛岡市

4/14

4/17

秋田市

4/16

4/16

山形市

4/13

4/13

仙台市

4/7

4/7

福島市

4/6

4/8

中部
(日本海側)

新潟市

4/8

4/8

長野市

4/9

4/11

富山市

4/3

4/4

金沢市

4/3

4/4

福井市

4/2

4/5

関東

宇都宮市

3/30

4/3

前橋市

3/28

4/1

水戸市

3/31

4/3

東京23区

3/22

3/23

横浜市

3/24

3/27

千葉市

3/24

3/27

さいたま市

3/25

3/23

中部
(太平洋側)

甲府市

3/25

3/30

静岡市

3/23

3/30

岐阜市

3/25

3/28

名古屋市

3/23

3/28

津市

3/30

4/3

近畿

大阪市

3/27

3/29

京都市

3/29

3/31

奈良市

3/29

4/3

和歌山市

3/25

3/30

神戸市

3/29

4/3

大津市

4/3

4/4

中国

鳥取市

3/30

4/2

岡山市

3/28

3/31

松江市

3/29

4/1

広島市

3/26

3/27

山口市

3/26

4/1

四国

高知市

3/22

3/29

松山市

3/24

3/30

高松市

3/28

3/29

徳島市

3/25

3/31

九州

福岡市

3/21

3/25

佐賀市

3/23

3/29

長崎市

3/23

3/30

大分市

3/22

4/3

熊本市

3/22

3/31

宮崎市

3/23

4/2

鹿児島市

3/22

4/1

※北海道はエゾヤマザクラやチシマザクラなどソメイヨシノ以外も含んでいます。 
※開花日はその都市ごとの開花(1輪)のピーク開始日を記載しています。(気象庁の気象官署とは異なります)

 

◆各エリアの桜開花予想

 

開花前線は4月25日頃、道南に上陸!

 今年は、例年並の開花となる所が多い見込みです。昨年11月から2月上旬にかけて平年並の寒さの日が多く、12月上旬に寒波を迎えるなど、早い時期から冬らしい寒さとなりました。このため、休眠打破は十分に行われているものと見られます。
 北海道は、3月中旬にかけて度々寒気が流れ込みますが、3月下旬からは周期的に高気圧に覆われ、晴れて暖かい日が増えるため、つぼみの生長がだんだん加速します。特に、4月から5月初めにかけての気温は平年並か高く、晴天と暖かさが後押しし、桜の開花は例年並となる所が多い見込みです。
 開花前線は、4月25日頃に津軽海峡を渡って渡島半島に上陸します。五稜郭公園(函館市)は、4月26日に咲き始め、GWは期間を通して見頃の桜を楽しめそうです。札幌市は5月初めから咲き始め、GW終盤にはお花見を楽しめるようになる見込みです。その後、5月中旬にかけて、道北や道東へと開花エリアが広がっていきます。

 

東北南部は4月上旬に開花!弘前公園、GWは早めのお花見がおすすめ

 今年は、例年並の開花となる所が多い見込みです。東北は、昨年11月から2月上旬にかけての気温が平年並か低く、12月上旬から度々寒波に見舞われ、早い時期から冬らしい寒さとなりました。このため、休眠打破は完了しているものと見られます。
 「全国つぼみ調査」ではまだ小さく硬いつぼみがほとんどですが、南部では少しずつ先が黄色になり始めているものもあり、ゆっくりと生長をし始めていることがわかりました。
 東北は、3月中旬にかけて度々寒気が流れ込み、気温は平年並か低い予想となります。3月下旬からは周期的に高気圧に覆われ、晴れて暖かい日が増えるため、つぼみの生長がだんだん加速します。目を離した隙に、桜の生長が進んでしまいそうです。4月は晴天と暖かさが後押しし、桜の開花は例年並となる所が多い見込みです。
 4月6日頃、福島市付近から開花が始まり、白石川堤一目千本桜(宮城県)は4月7日に開花の予想です。東北南部の早い所では4月10日前後から見頃となり、東北北部では、4月中旬から開花が始まり、4月下旬になるとお花見を楽しめる所が増えていきます。弘前公園(青森県)は4月21日に開花し、GW前に満開を迎える見込みのため、GWは早めのお花見がおすすめです。

 

東京都内から開花!南部のお花見は3月末から

 今年は例年並かやや遅い開花となりそうです。関東は、2月上旬までの気温が平年並か低く、1月下旬には大雪にも見舞われました。このため、休眠打破は完了しているものと見られます。
 2月中旬から平年より気温の高い日も出始め、現在のつぼみの生長は、昨年とほぼ同じペースで進んでいます。ただ、2月下旬は平年より寒い日が多かったため、例年に比べるとつぼみの生長はゆっくりです。
 3月は天気が周期的に変化します。暖かい日もありますが、寒暖の変化が大きく、1か月の平均気温は平年よりやや低い予想です。このため、つぼみの生長は加速と減速を繰り返し、開花時期は例年並かやや遅い見込みです。
 3月21日開花予想の靖国神社(東京都)をはじめ、関東南部は3月20日を過ぎると咲き始め、3月末から4月初めにかけて見頃を迎えそうです。関東北部は、3月末から4月初めにかけて開花ラッシュとなり、4月上旬はお花見を楽しめそうです。

 

名古屋市や静岡市から開花スタート!東海は4月上旬にかけて見頃に

 今年は例年並かやや遅い開花となりそうです。中部では、この冬は平年並か平年より寒い日が多く、1月下旬から2月前半は大雪や大寒波に見舞われました。このため、休眠打破は完了しているものと見られます。
 2月中旬には北陸で春一番が吹くなど気温の上がる日も出始め、現在のつぼみの生長は、昨年とほぼ同じペースで進んでいます。ただ、寒暖の変化が大きく、2月下旬も平年より寒い日が多かったため、例年に比べるとつぼみの生長はゆっくりです。
 3月は天気が周期変化しますが、3月中旬まで寒気の影響を受けやすいため、気温が平年よりやや低く、つぼみの生長はゆっくりです。3月下旬は晴れる日も多くなり、つぼみの生長も加速する見込みですが、寒暖の変化が大きいため、遅れを挽回するほどのスピードアップはなく、開花時期は例年並かやや遅い見込みです。
 3月23日頃、名古屋市や静岡市付近で開花が始まります。東海や山梨県は、3月末までに次々と開花し、4月上旬にかけて見頃を迎えそうです。北陸や長野県は、4月に入ると開花が進み、4月中旬にかけてお花見を楽しめそうです。

 

和歌山県から開花!京都市は4月に入ると見頃に

 今年は例年並かやや遅い開花となりそうです。近畿は、2月まで度々寒波に見舞われ、平年より寒い日が多くなりました。このため、休眠打破は十分に行われ、つぼみは目覚めているものの、その後の生長がゆっくりとなっていると見られます。実際、現在のつぼみの生長は、昨年とほぼ同じペースではありますが、例年より遅い傾向です。
 3月は天気が周期的に変化し、寒暖の変化が大きくなるため、つぼみの生長は加速と減速を繰り返します。特に3月前半に寒気が流れ込みやすく、つぼみの生長はゆっくりとなるため、開花時期は例年並かやや遅い見込みです。
 3月20日を過ぎた頃から和歌山県内の早い所で開花が始まり、25日頃から開花ラッシュとなりそうです。4月上旬にかけて、近畿北部や山沿いへ開花エリアが広がります。京阪神エリアでは、4月上旬に見頃を迎える所が多くなりそうです。

 

高知県から開花スタート!4月上旬には各地で見頃に

 今年は例年並かやや遅い開花となりそうです。中国・四国は、2月上旬まで度々寒波に見舞われ、平年より寒い日が多くなりました。このため、休眠打破は完了しているものと見られます。
 2月中旬には中国地方で春一番が吹くなど、気温の上がる日も出始め、現在のつぼみの生長は、昨年とほぼ同じかやや早く進んでいます。ただ、寒暖の変化が大きく、2月下旬も平年より寒い日が多かったため、例年に比べるとつぼみの生長はゆっくりです。
 この先3月中旬まで寒気の影響を受けやすいため、気温が平年よりやや低く、つぼみの生長はゆっくりです。3月下旬は晴れる日が多くなり、つぼみの生長も加速しますが、寒暖の変化が大きいため、遅れを挽回するほどのスピードアップはなく、桜の開花は例年並かやや遅い見込みです。
 3月22日開花予想の高知公園(高知県)から咲き始め、25日頃から開花ラッシュとなる見込みです。4月上旬には、各地でお花見を楽しめる所が多くなりそうです。

 

九州北部を中心に続々と開花!お花見は3月末から

 今年は例年並かやや遅い開花となりそうです。九州は、2月まで度々寒波に見舞われ、平年より寒い日が多くなりました。このため、休眠打破は十分に行われ、つぼみは目覚めているものの、その後の生長がゆっくりとなっていると見られます。実際、現在のつぼみの生長は、昨年とほぼ同じペースではありますが、例年より遅い傾向です。
 3月は天気が周期的に変化します。暖かい日もありますが、寒暖の変化が大きく、1か月の平均気温は平年よりやや低い予想です。このため、つぼみの生長は加速と減速を繰り返し、開花時期は例年並かやや遅い見込みです。
 3月21日開花予想の舞鶴公園(福岡県)から咲き始め、熊本城(熊本県)や西都原古墳群(宮崎県)など3月中に次々と開花していきます。3月末から4月初めに満開を迎える所が多くなりそうです。


◆参考:ウェザーニューズの桜開花予想の定義

<名所700か所の桜開花予想>
 ウェザーニューズでは、木に“1輪以上”の花が初めて咲いた日を桜の“開花日”と定義しています。また、敷地内に複数の桜の木がある公園などの開花日は、“敷地内の桜の開花(1輪)がピークを迎える日”と定義しており、施設管理者などの判断を基準としています。

<主要都市の桜開花予想>
 同じ地域の桜でも、樹齢や生育環境によって桜の開花日は1本1本異なります。身近な桜の開花日をより感覚に合った形でお伝えするため、各主要都市の開花日は、エリアを代表するある1本の木の開花日を基準とするのではなく、“その都市ごとの開花(1輪)のピーク開始日”を発表しています。ピーク開始日は、その都市の桜の2割が開花(1輪)する日と定義しています。(気象庁の気象官署とは異なります)

<例年の開花日>
 例年の開花日は、2013~2017年の過去5年の平均で算出しています。近年の桜の開花日が早まる傾向を反映したためです。なお、例年の開花日と予想開花日の差が、±2日の場合は「例年並」、±3~4日は「やや早い」・「やや遅い」、±5日以上は「早い」・「遅い」と表記しています。

<満開開始日>
 8分咲き以上となった日を満開開始日と定義しています。

◆参考:ウェザーニューズの桜開花予想の手法

 ウェザーニューズでは、これまでに「さくらプロジェクト」に寄せられた200万通以上の桜のリポートおよび桜の名所700か所への独自取材をして得られた実況データを統計的に分析し、今シーズンの実況気温・予想気温のデータをもとに開花日を予測しています。
 なお、「第四回桜開花予想」は3月6日発表予定で、第五回以降も毎週火曜日に発表していく予定です。

(1) 桜リポートの分析
 ウェザーニューズでは、全国各地の一般の方(ウェザーリポーター)と“つぼみ”の段階から桜の生長を見守り、“開花”“満開”“桜吹雪”“葉桜”の過程を共に観察する取り組み「さくらプロジェクト」を2004年以降、毎年実施しています。2017年の参加者は約1万人にのぼり、当社には昨年までの14年間にのべ約18万人の参加者から寄せられた200万通以上の桜リポートが蓄積されています。「桜開花予想」は、全国各地から届くつぼみの生長状況のリポートを取り入れ、1本1本の木に対してピンポイントな予想を発表しています。

(2) 全国700か所の桜の名所への取材データ
 ウェザーニューズでは、全国の桜の名所700か所に電話などで独自に取材を行い、桜のつぼみの生長状況や開花状況を調査しています。取材で得られる調査結果も統計的に分析し、開花予想に反映しています。

(3) 近年の統計データを分析
 桜の開花予想を算出する際、過去の統計は分析の基本データとなります。通常、桜の開花予想には過去30~50年程度の長期間のデータを使用しますが、昨今の平均気温の上昇傾向により、長期の統計データでは、正確な開花予想の算出が難しくなってきました。ウェザーニューズでは気温が上昇傾向にある過去20年の統計データを基本データとして使用し、各地点の開花予想を算出しています。また、近年の急激な温暖化を考慮するために過去10年の統計データも参考にして分析を行っています。

(4) 最新の気象データをもとに気温の推移と開花予想を算出
 桜の開花には、前年からの気温が大きく関係します。桜の順調な開花には、つぼみの生長を促す春の暖かさに加え、つぼみが休眠打破するために、前年の秋から冬にかけての寒さも必要です。また、開花のタイミングは3月の気温に大きく影響されます。3月の気温が高く、春の訪れが早いほど桜のつぼみの生長は促進され、開花が早まる傾向にあります。一方、開花直前の時期に寒の戻りがあると、寒さが強まった日数だけ開花日が遅れることがあります。寒の戻りによる開花の遅れは、開花時期直前のつぼみ調査や独自週間予報等から予測に反映しています。また、全国3,000か所に設置している気象観測システム「WITHセンサー」の観測データも加味して予測を行っています。

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