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ウェザーニューズ、ミャンマーの気象水象局とMoU締結

〜航空分野からミャンマーの気象観測ネットワークの活用を開始〜

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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は1026日、ミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)の運輸・通信省 気象水象局(Department of Meteorology and Hydrology; DMH)とデータ交換に関するMoUを締結いたしました。このMoU締結により、ミャンマー気象水象局の気象データがウェザーニューズに提供され、ミャンマーの気象状況をウェザーニューズにおいても解析できるようになります。

ミャンマーは他の東南アジアの国々と同様、大雨による洪水被害など気象災害が多く、現在、多数の国からの資金援助により気象観測ネットワークの構築が進んでいます。ミャンマー気象水象局は、この気象観測ネットワークを国民のために活用したいと考えていますが、技術開発と維持管理に頭を悩ませていました。今回のMoUによって、ウェザーニューズは気象情報を用いたサービスのノウハウを提供し、気象水象局が自立して運用できるようサポートします。まずは、情報の有無が安全性に大きく影響する航空の分野から始めていきます。航空機の安全な離発着を実現することで、ミャンマー国内や他国からの移動が活発になり、経済発展の活性化につながっていくと期待しています。
 
◆  ミャンマー連邦共和国 運輸・通信省 次官 Win Khant氏のコメント

「ミャンマーと日本は様々な分野で協力関係を築いてきました。国民が安心して暮らせる国作りが進むよう、今回のMoUはMinistry of International Cooperation, Ministry of Planning & Finance, Union Attorney General's Officeにご確認いただいたものです。今回のMoUを一つのきっかけとして、自然災害への対策についても一日でも早く進めていきたいと考えています。」

◆  株式会社ウェザーニューズ 取締役 最高販売責任者(日本・アジア)志賀康史のコメント

「国の機関が一民間企業にデータ提供を行うことはその国にとって大きな決断です。ウェザーニューズは、今回のMoUによってデータを取得することが目的ではなく、ミャンマーの安全安心につながるサービスに向けてお互いが情熱を持ち続けて進めることが肝要であると考えています。」

ミャンマー連邦共和国 運輸・通信省 気象水象局 局長 Kyaw Moe Oo氏(右)
株式会社ウェザーニューズ 取締役 最高販売責任者(日本・アジア)志賀康史(左)

 

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