TOP > NEWS > 2020

ニュース

企業や自治体のDX推進を支援する「WxTech」(ウェザーテック)サービス

ビジネス分析に活用可能な1kmメッシュ過去天気データAPIの提供を開始

〜1時間ごとの気温・降水量・日射量や体感情報などをAPIでリアルタイム提供〜

モバイル/インターネット >

 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、企業のビジネス課題や社会課題解決を気象データの切り口から支援するWxTechTM(ウェザーテック)サービスの「気象データAPI」のラインナップの一つとして、業務分析やマーケティング分析に活用可能な1kmメッシュ過去天気データAPIの提供を6月より開始いたします。1kmメッシュ過去天気データAPIは、ウェザーニューズが保有する日本最大の気象観測網や全国のユーザーから寄せられる天気・体感情報を活用し、1kmメッシュ/1時間毎で過去の天気を再解析したデータセットです。APIで最新のデータを取得できるため、過去の天気の“正解値”をリアルタイムで活用可能です。商品の売り上げ・来店者分析や各種イベント・観光地の人流分析、エネルギーの需要・発電量の分析など幅広くご活用いただけます。
 ウェザーニューズでは、生活に最も身近で、あらゆるビジネスに影響を及ぼす気象情報のプラットフォームとして、企業や自治体の気象データ活用をサポートさせていただくとともに、今後もビジネス活用可能なAPIの充実化を進めてまいります。

◆1kmメッシュの高解像度過去天気データのAPI提供を開始

 WxTechTMサービスは、ビジネス分析・予測に活用可能な高解像度/高精度な気象データAPIを備え、ビジネス課題や社会課題解決を目指した企業や自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するサービスです。今回、「気象データAPI」のラインナップの一つとして、天気とビジネスとの相関分析に利用できる「1kmメッシュ過去天気データAPI」の提供を開始しました。

気温
2019/05/26 9:00JST
日射量
2019/12/11 11:00JST
降水量
2019/10/12 12:00JST
風速
2019/10/12 12:00JST

 今回提供を開始した1kmメッシュ過去天気データAPIは、ウェザーニューズ独自の気象予測モデルの計算結果を、全国13,000地点にも及ぶ日本最大の気象観測網とユーザーから寄せられる天気報告をもとに再解析した、高解像度かつ高精度な過去の天気のデータセットです。天気、気温、降水量、湿度、気圧、風速、風向、日射量のデータのほか、ウェザーニューズのユーザーから寄せられる体感報告と天気との関係を分析して算出した10ランクの体感データをAPIで提供します。データは1kmメッシュ/1時間間隔で取得可能で、APIで最新のデータを取得できるため、過去の天気の“正解値”をリアルタイムに活用することができます。

体感(1kmメッシュ)
2019/05/26 9:00JST
体感(20kmメッシュ)
2019/05/26 9:00JST

<1kmメッシュ過去天気データAPIの主な特長>

  1. 1kmメッシュの高解像度な気象データ
    天気とビジネスデータとの相関を、店舗ごと・施設ごとにより詳細に分析できます。

  2. 日本最大の気象観測網とユーザー情報を用いた高精度な気象データ
    豊富なデータを用いた精度の高いデータで、天気とビジネスとの関係をより正確に分析できます。

  3. APIでリアルタイムにデータを提供
    最新の天気とビジネスデータとの分析結果を、リアルタイムに業務の最適化や効率化に活用できます。

◆高精度/高解像度の気象データでビッグデータ解析やマーケティング活動の高度化を幅広く支援

 天気は防災の観点から人々の安心・安全な生活の実現において非常に重要な要素であると同時に、人の行動や意思決定を左右する要素として、様々なビジネスに直接的・間接的に何らかの影響を及ぼしています。過去の気象データとビジネスデータとの関係を分析し、天気がビジネスに及ぼす影響を明らかにすることで、業務の最適化や効率化、ビジネスリスク/ロスの低減など、持続可能なビジネスの実現だけでなく、利益の最大化や新たなビジネスチャンスの創出、マーケティング戦略への活用など、攻めのビジネスの実現が期待できます。

<あらゆるビジネスで活用可能>
▶︎タクシーの配車予測
天気や体感とタクシー乗車率との相関を分析し、効率的な配車を実現
▶︎来店者数予測
天気や体感と来店者数・売れ筋商品との相関を分析し、発注や人員配置を最適化
▶︎再生可能エネルギー発電量予測
太陽光・風力など再生可能エネルギーの発電施設ごとに、天気と発電量との相関を分析し、最適なエネルギーバランスを実現
▶︎天気連動広告
天気や体感と広告効果との相関をクリエイティブごとに分析し、効果的な広告の出し分けを実現

 ウェザーニューズでは、生活に最も身近で、あらゆるビジネスに影響を及ぼす気象情報のプラットフォームとして、企業や自治体の気象データ活用をサポートさせていただくとともに、今後もビジネス活用可能なAPIの充実化を進めてまいります。

<1kmメッシュ過去天気データAPI概要>

  1. データ要素
    ・天気(12コード)
    ・気温
    ・降水量
    ・湿度
    ・気圧
    ・風速
    ・風向
    ・体感(10ランク)
    ・日射量

  2. データ期間
    2018年1月1日〜現在

  3. お問い合わせ
    メールまたはWxTechTMサービス専用サイトにてお問い合わせください。
    wxtech@wni.com
    https://wxtech.weathernews.com/

※WxTechTMサービスに関する発表資料はこちら
プレスリリース『ビジネス分析・予測に活用可能な高解像度/高精度な気象データAPIを提供』
/news/31453/

本ニュースをプリントアウトしてご覧になりたい方はこちら