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台風10号、特別警報級の勢力で接近 上陸せずとも甚大な災害のおそれ
停電・家屋・車・外出への影響は?台風10号による被害予測をアプリで配信
〜台風による被害の軽減へ、身の回りの具体的な被害リスクを把握し、早めの台風対策を~
モバイル/インターネット > 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、過去最強クラスで奄美や九州に接近するおそれのある台風10号による被害を最小限とするため、スマートフォンアプリ「ウェザーニュース」にて、台風10号に伴う暴風・大雨によって現在地周辺で想定される被害の可能性を、一覧で確認することができる『あなたのエリアの被害予測』および、予想される停電エリアをマップに表示する『停電リスク予測』の配信を開始しました。
海面水温が記録的に高い上に、上空の風などの発達条件が揃っており、台風10号の接近時の勢力は過去最強クラスで、特別警報の発表基準に達するほどです。上陸せずとも甚大な被害につながる危険性があります。想定される具体的な被害リスクを把握して、生活必需品の確保や避難の準備、停電への備えなど、事前の対策にお役立てください。
なお、最新の台風見解はウェザーニュースウェブサイト「台風NEWS」にて、随時更新しています。
▼台風10号の被害予測はこちら
『あなたのエリアの被害予測』
https://weathernews.jp/s/gensai/risk_typh.html
『停電リスク予測』
https://weathernews.jp/s/gensai/map_teiden.html
▼最新の台風見解はこちら
アプリ「ウェザーニュース」の『台風Ch.』
または
ウェザーニュースウェブサイト『台風NEWS』
https://weathernews.jp/s/news/typh/
◆台風10号は過去最強クラスで奄美・九州に接近 上陸せずとも甚大な災害のおそれ
台風10号(ハイシェン)は現在、日本の南の海上を急速に発達しながら西よりに進んでいます。今後も台風は発達を続け、6日には最大風速80m/sの「猛烈な」勢力で南大東島近海を通過し、その後もあまり勢力を落とさずに「非常に強い」勢力で九州へ接近する予想です。
接近時の勢力は過去最強クラスで、特別警報の発表基準に達するほどです。これだけの勢力で近づけば、上陸しなくても、甚大な被害につながる危険性があります。最悪の事態に備え、極力早めに台風への備えを行うようにしてください。
ウェザーニューズでは、被害を最小限とするため、台風10号に伴う暴風・大雨による具体的な被害の可能性を確認することができる『あなたのエリアの被害予測』および『停電リスク予測』を、スマートフォンアプリ「ウェザーニュース」にて配信開始しました。台風への事前の準備や対策に活用いただけます。
◆停電・家・車・外出への影響は?台風による現在地の被害の可能性を予測
『あなたのエリアの被害予測』では、台風に伴う暴風・大雨による身の回りの具体的な被害の可能性を一覧でご確認いただけます。スマートフォンの位置情報から、ユーザーの現在地で停電が発生する可能性や家屋への影響(窓ガラスや家屋の破損、床下/床上浸水など)、徒歩移動の際の飛来物による怪我や道路冠水の可能性、車移動における車両の横転や車の浸水のおそれなどを一覧で表示します。
なお、被害予測は、浸水想定区域・低位地帯などの地形情報と、これまでにウェザーニュースのユーザーから寄せられた台風被害報告、そして今後の気象予測に基づき、ウェザーニューズが独自に分析、作成したものです。周辺の具体的な被害リスクを事前に把握し、早め早めの対策にお役立てください。
◆周辺の停電リスクは?台風に伴う暴風による停電の可能性を予測
『停電リスク予測』では、台風に伴う暴風によって停電が発生する可能性のあるエリアをマップで表示します。予想される風速に応じて「注意(黄色)」「警戒(赤色)」の2ランクで色分けし、現在地周辺の停電の可能性をひと目で確認することができます。マップのズームも自由自在で、職場や実家周辺の停電リスクも確認可能です。
昨年9月には、台風15号により千葉県を中心に大規模な停電が発生し、長期間にわたって影響が出ました。風速の数字だけでは把握が難しい停電リスクを事前に知ることで、懐中電灯・充電・水の確保など、停電への備えにお役立ていただけます。
なお、停電リスク予測は過去の台風(2018年に大阪に大きな被害をもたらした台風21号や、2019年千葉に被害をもたらした台風15号を含む)の接近時に、ウェザーニュースのユーザーから寄せられた停電報告と、気象観測機の風速データの相関関係を分析した結果を元に予測を計算しています。
気象庁は台風10号について「今後特別警報級の勢力まで発達し、6日から7日にかけて、奄美地方から西日本にかけて接近または上陸するおそれがある」と、警戒を呼びかけています。広い範囲で甚大な影響のおそれがあり、台風が接近する地域では、記録的な大雨・暴風・高波・高潮に最大級の警戒が必要です。飛ばされやすい物を片付けるなどの対策や、非常持ち出し袋の中身の確認、必要な備品などの購入などは、本日中に終わらせるようにしてください。