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コロナ禍の生活をサポート 雨や雪のタイミングを5分単位で確認できる業界唯一の機能

ウェザーニュースアプリの有料機能『5分ごとの天気予報』を完全無料化

〜ユーザーからの天気報告を活用し、雨雪判別などの実況把握と予測精度向上へ〜

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 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、同社が提供するスマホアプリ「ウェザーニュース」でユーザーに人気の機能『5分ごとの天気予報』を完全無料化します。
 5分ごとの天気予報は、ウェザーニューズ独自の高解像度予測モデルを用いた、1時間先までの天気を5分単位で確認することのできる、業界唯一のサービスです。短時間の外出で雨に降られてしまう失敗の回避や、洗濯物を取り込むタイミングの判断などに役立ちます。昨年春の外出自粛要請を受け、有料会員向けの本機能を暫定で無料開放していましたが、好評の声にお応えし、完全無料化を決定しました。今後もどなたでも無料で本機能をお使いいただけます。
 なお、5分ごとの天気予報の画面など、ウェザーニュースのアプリを通じて寄せられる天気報告は1日約18万通にのぼり、予報を作るプロセスに随時反映されています。また、冬季には雨雪の実況把握にも活用されています。ウェザーニューズでは、今後もより多くの天気報告を集めることで、南岸低気圧接近時の雨雪判別のような、予測が困難かつ生活に大きな影響を及ぼす気象現象の実況把握や予測精度向上に取り組み、より信頼できる気象情報の提供を目指します。

▼『5分ごとの天気予報』のご利用はこちら
【App Store】https://appsto.re/jp/2ZRds.i
【Google Play】https://play.google.com/store/apps/details?id=wni.WeathernewsTouch.jp

◆ウェザーニュースアプリの『5分ごとの天気予報』を完全無料化

 当社では、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請期間中、食品や生活必需品の買い物や通院など、やむを得ず短時間外出する際の、より時間解像度の細かい天気予報へのニーズの高まりを受けて、2020年4月よりウェザーニュースアプリの有料機能の一つ『5分ごとの天気予報』を暫定で無料開放していましたが、今後もより多くの方に本予報をご利用いただき、コロナ禍やその後の生活に役立てていただくため、今回完全無料化を決定しました。
 5分ごとの天気予報は、1時間先までの天気を5分単位で確認することができるサービスです。AI技術を活用した独自の高解像度な降水分布予測や、ウェザーニュースのユーザーから届く天気報告などを盛り込むことで、業界唯一の5分単位での天気予報を可能としています。雨や雪が降るタイミングなど、この先の天気の変化をきめ細かく把握できるため、短時間の外出で雨に濡れてしまったり、洗濯物を濡らしてしまったりといった失敗を避けるのに役立ちます。

◆ユーザーからの天気報告の活用で、天気予報の精度向上へ

 ウェザーニューズでは、気象庁の観測データや衛星画像に加え、独自の観測データや全国のユーザーから寄せられる空の写真や天気報告を天気予報に活用しています。ウェザーニュースアプリを通じで寄せられる天気報告は1日約18万通にのぼり、予報を作るプロセスに随時反映されています。天気予報の精度は、予報を計算する上でのデータの多さが決め手となり、いまの空の様子が集まれば集まるほど、正確な実況把握に繋がって、天気予報の精度が向上します。天気報告は、5分ごとの天気予報からワンタップで簡単に参加することができ(図1)、昨年4月の無料開放を機に、報告数は2倍以上に増加しています。

図1:5分ごとの天気予報の「現在地の天気を報告する」からワンタップで報告

<予測の難しい南岸低気圧接近時の雨雪判別の実況把握や予測精度向上へ>

 ユーザーからの天気報告は、予測が難しい南岸低気圧による雨雪判別にも活用されています。南岸低気圧の接近時は、上空の気温や湿度、降水強度などの気象条件の微妙な差が雨か雪かを左右し、たった1℃の違いでも雨雪が変わるため、詳細でリアルタイムな天気の実況把握が予測の鍵となります。しかし、現在の観測網では、雨と雪のエリアをリアルタイムで把握することは難しいのが現状です。ウェザーニューズの予報センターでは、ユーザーから寄せられる雨/みぞれ/雪の報告を活用し、雨雪の境界をリアルタイムで可視化しています。天気報告によって雨雪の実況を把握し、気象データと照らし合わせることで予報を組み立てています。
 2018年1月に東京で20cmを超える積雪を観測した大雪の事例においても、10,945通の天気報告が関東地方から寄せられ、雨雪の境界線とその時間変化を詳細に追うことができました(図2)。

図2:ウェザーリポートの天気報告(上段)とアメダスの気温(下段)
(上段の赤線はおよその雨雪の境界線)

 ウェザーニューズでは、今後もより多くの天気報告を集めることで、南岸低気圧接近時の雨雪判別のような予測が困難かつ生活に大きな影響を及ぼす気象現象の実況把握や予測精度向上に取り組み、より信頼できる気象情報の提供を目指します。

◆累計2,500万ダウンロード突破!情報量No.1の天気予報アプリ「ウェザーニュース」

 「ウェザーニュース」は、株式会社ウェザーニューズが運営する天気予報アプリです。累計2,500万ダウンロードを突破し、多くの方にご利用いただいています。業界No.1の観測網と、アプリのユーザーから寄せられる天気報告を活用した、高精度の気象情報をご覧いただけます(一部、有料会員向け機能あり)。
 気象リスクに向き合うプロが、24時間リアルタイムで情報を更新し、大雨・大雪・台風・地震などの最新情報をいち早くお伝えする、いざという時に役立つ情報量No.1のアプリです。

 

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