ニュース
紫外線データをクラウド連携、アパレルや化粧品市場のDX推進
1kmメッシュの高解像度「紫外線予報API」を提供開始
紫外線の強さと連動するUV対策アイテム・スキンケア商品のレコメンドを実現
モバイル/インターネット >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開 千仁)は、高精度の気象データと最新技術の活用によって企業のDXを推進し、ビジネス課題を解決するWxTech®️(ウェザーテック)サービスにおいて、1kmメッシュの高解像度な「紫外線予報API」の提供を本日開始しました。
これから夏にかけては1年で最も紫外線量が多く、日焼けやしみ・しわなどの肌トラブルのリスクが高まります。一般的な不織布マスクは紫外線を透過するため、マスク焼けにも注意が必要です。そこで、当社は紫外線対策アイテムを扱う企業向けに独自の紫外線指数(UVインデックス)を開発し、「紫外線予報API」の提供を開始しました。「紫外線予報API」は、1時間ごとの紫外線の強さを指標化したUVインデックスと紫外線強度の予測データを1kmメッシュの細かさで提供します。
また、予測技術には機械学習モデルを用いることで高い予測精度を実現しています。なお、予測データはクラウド経由で提供するため企業システムとの連携が容易です。既にアパレル企業で導入が開始され、アプリやECサイトにおいて紫外線の強さに合わせた商品やファッションコーディネートのレコメンドに活用される予定です。この他、化粧品メーカーやドラッグストアでは、紫外線が強まるタイミングでUV対策アイテムやスキンケア商品のクーポンを発行するなどの販売促進にもご活用いただけます。加えて、累計2,600万ダウンロードの天気アプリ「ウェザーニュース」においても、紫外線情報と連動した広告出稿が可能となりました。
当社は、1kmメッシュの高解像度な紫外線情報を提供し、気象データを活用したマーケティングの高度化を支援していきます。
「WxTech®️」のデータラインナップはこちら | サービスに関するお問い合わせはこちら |
https://wxtech.weathernews.com/services.html | https://wxtech.weathernews.com/contact.html |
「紫外線予報API」を提供開始
紫外線が強まる春〜夏は、日焼けやしみ・しわなどの肌トラブルや、髪のダメージ、皮膚がんなどのリスクが高まります。くもりの日でも、晴れの日の約6割の紫外線が地表に届くため油断は禁物です。
そこで、当社は企業向けに「紫外線予報API」の提供を開始しました。1時間ごとのUVインデックス(※1)と紫外線強度の予報を1kmメッシュの高解像度で提供します。UVインデックスは、72時間先までの紫外線リスクをインデックス化したもので、“弱い”“中程度”“強い”“非常に強い”“極端に強い”の5段階で提供します。独自の機械学習モデルを用いて学習させた日射量をもとに、UVインデックスを算出することで、高い予報精度を実現しています。
※1:気象庁HP「UVインデックスとは」
予測データはクラウドを経由してAPIなどで提供するため、企業システムとの連携が容易です。必要な地点の緯度経度や時間を設定しておくことで、対応する紫外線のデータを自動で取得できます。予測データを企業のシステムと連携させることで、販売促進や分析、広告、製品開発などにご活用いただけます。
既にアパレル企業では導入が開始され、アプリやECサイトでの商品の販売促進に活用されます。紫外線の予測データをシステム連携し、ユーザーの居住地の紫外線の強さに合わせたおすすめ商品やファッションコーディネートのリコメンドが行われます。また、化粧品メーカーでは、紫外線データとUV対策の化粧品の売上データの相関分析での活用が始まっています。
この他にも、眼鏡や化粧品メーカー、ドラッグストアでは紫外線が強まる時間帯に、アプリ上でUVカットメガネや日焼け止め、アフターケアとして夜のスキンケア商品のクーポンを配信するなど、紫外線量と連動した効果的な広告戦略にもご活用いただけます。さらに、紫外線の強さと連動するスマート家電の製品開発やアプリ開発も可能です。
紫外線情報と連動した広告出稿が可能に
累計2,600万ダウンロードの天気アプリ「ウェザーニュース」で1kmメッシュの紫外線予報と連動した広告「天気連動広告」を配信することも可能です。「天気連動広告」は、業界一の高解像度気象データとアプリのユーザーの位置情報をもとに、現在地の気象状況に応じた広告を「ウェザーニュース」内で自動配信できるサービスです(※2)。紫外線が強いエリアに配信先を限定し、最も強まる時間帯に広告出稿することが可能です。ユーザーがいる場所のピンポイントな紫外線情報に合わせた、精度の高いターゲティングで、広告効果の向上が期待できます。
※2:天気連動広告に関するプレスリリース
気象データ活用を検討されている企業の方は、下記URLよりお気軽にお問い合わせください。
▼「紫外線予報API」に関するお問い合わせはこちらから
https://wxtech.weathernews.com/contact.html
「紫外線予報API」のサービス仕様
データ種別 | UVインデックス紫外線強度(mW/m2) |
UVインデックスのランク | 弱い中程度強い非常に強い極端に強い |
空間解像度 | 1kmメッシュ |
時間解像度 | 1時間ごと、72時間 |
更新頻度 | 5回/日 |
WxTech®️サービスについて
WxTech®️(ウェザーテック)サービスは、ビジネス課題や社会課題解決を目指した企業や自治体のDX推進を気象データの切り口から支援するサービスです。ビジネス分析・予測に活用可能な高解像度/高精度な気象データAPIを備え、サービスサイトではお手持ちのデータと気象データとの相関分析を無料でお試しいただけます。
ウェザーニューズ独自の高精度/高解像度な気象データと、2,500社に及ぶお客様へのサービス導入のノウハウを活かし、業務の効率化や最適化、ビジネスリスク/ロスの低減など、持続可能なビジネスの実現だけでなく、売り上げの最大化や新たなビジネスチャンスの創出、マーケティング戦略の支援など、攻めのビジネスの実現をサポートします。
当社は気象データと最新テクノロジーを組み合わせて、ビジネス課題を解決するWxTech®️のサービス開発を進めることで、Society 5.0時代における企業のDXを推進していきます。