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気象予報士×主婦がこだわって開発した新・洗濯指数を企業向けに販売
1kmメッシュの高解像度で「洗濯指数」をAPI提供
〜雨の日をチャンスに、洗濯用洗剤の広告やスマート洗濯機の開発に気象データ活用〜
モバイル/インターネット >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開 千仁)は、気象データと最新技術の活用によって企業のDXを推進し、ビジネス課題を解決する気象データ提供・分析サービス「WxTech®️(ウェザーテック)」において、1kmメッシュの「洗濯指数API」の販売を本日開始しました。
「洗濯指数API」は、1kmメッシュの高解像度な洗濯指数のデータをAPIで提供するサービスです。48時間先まで1時間ごとや、今日・明日(日中/夜間)の洗濯物の乾きやすさを5段階で予報します。当社スタッフがこだわって開発した、“乾燥速度”を取り入れた新しい予測モデルを採用しており、外干しOKやNGだけでなく、1日に2回洗濯できる“速乾”や低温で乾きが遅い“寒くてNG”などきめ細かい予報を提供します。
データの活用方法は企業のアイデア次第になりますが、例えば、洗濯用洗剤メーカーやドラッグストアの場合は部屋干し用洗剤など商品のプロモーションに、家電メーカーの場合は天気にあわせて干し方を提案するスマート洗濯乾燥機など製品開発にご活用いただけます。
また、当社の天気連動型動画広告サービスも新・洗濯指数に対応し、ダウンロード数3,000万の天気アプリ「ウェザーニュース」上で洗濯指数にあわせた企業の広告配信が可能になりました。1kmメッシュ単位の洗濯物の乾きやすさに応じて広告を出しわけることで、より効果的にアプローチすることができます。
「WxTech®️」のデータラインナップはこちらから | 洗濯指数に関するお問い合わせはこちらから |
https://wxtech.weathernews.com/services.html | https://wxtech.weathernews.com/contact.html |
こだわって独自開発!洗濯指数のデータを提供
当社は1980年代、民間気象会社が独自の天気予報を一般向けに提供することができなかった時代に、天気予報の代わりに洗濯物の乾きやすさを表す洗濯指数を考案し、テレビやラジオなどで情報を提供してきました。2021年には乾燥速度を取り入れた新・洗濯指数の予測モデルを独自に開発し、天気アプリ「ウェザーニュース」のユーザー向けにお洗濯情報を配信しています。そして今回、お洗濯情報をビジネスにご活用いただけるよう、新・洗濯指数を1kmメッシュに高解像度化し、企業向けに「洗濯指数API」のデータ提供を開始しました。
「洗濯指数API」は、ウェザーニューズ独自の洗濯指数を1kmメッシュで提供するサービスです。48時間先まで1時間ごと、または、今日明日の半日ごと(日中・夜間)の予報をAPIで提供します。洗濯物が速く乾き、大物や複数回の洗濯ができそうな場合は“速乾”、雨の心配なく外干しができる場合は“OK”、急な雨の可能性が少しある場合は“心配”、雨の予報で外干しが難しい場合は“NG”、気温が低く外干しが難しい場合は“寒くてNG”の5段階で予報します。
WxTech®︎のデータはクラウドを経由してAPIで取得できるため、企業の既存システムとの連携が容易です。緯度経度を指定することで、対応する1kmメッシュの洗濯指数のデータを簡単に得ることができます。洗濯指数を企業のビジネスデータと組み合わせることで、新たなソリューションを生み出すこともできます。
〜雨の日をチャンスに!洗濯指数のビジネス活用〜
洗濯乾燥機や洗濯用洗剤のメーカー、ドラッグストア、家電量販店では、店舗周辺やユーザー周辺の洗濯指数を新製品の開発や商品のプロモーションなどにご活用いただけます。
例えば、最近はスマートフォンで操作できる高機能な洗濯乾燥機が登場していますが、洗濯乾燥機や洗濯アプリと洗濯指数を連携させることで、“速乾”のときは「外干し推奨!洗濯日和で2回お洗濯できそう」、“NG”のときは「乾きにくい日、部屋干しや乾燥機を推奨」と通知するなど、その日の乾きやすさにあわせてユーザーに最適な干し方を提案することができます。洗濯用洗剤メーカーの場合は、洗濯物が乾きにくい日を狙って、部屋干し用洗剤の広告を打つことができます。スーパーやドラッグストアなど小売店の場合は、雨で外干しが難しいエリアの店舗に限定して、洗濯用洗剤の購入を促すクーポンを配信することもできます。その他、家事アプリの中で洗濯物の乾きやすさを表示することも容易です。
データの使い方は企業のアイデア次第になりますので様々な方法でご活用ください。
乾燥速度を考慮した新・洗濯指数の予測方法
従来の洗濯指数の予測方法では、晴れているうちに速乾しそうな日でも、雨の時間が少しでもあると洗濯“NG”と判定されるという課題がありました。また、同じ晴れマークでも、気温が低くてジメジメしている日と気温が高くてカラカラの日、冬と夏では乾くスピードが大きく変わってきます。そこで、当社はできるだけ洗濯“NG”をなくすため、2021年に「乾燥速度(洗濯物の表面からの水の蒸発速度)」を取り入れた新たな洗濯指数の予測モデルを開発しました。気象予報士兼主婦のスタッフがこだわって開発しており、実際に約500枚の洗濯物を干して精度を評価し、試行錯誤を繰り返しました。
洗濯物が乾くためには、洗濯物が含む水分が蒸発して、周辺の空気中へ移動する必要があります。物体の表面と周辺空気の水蒸気濃度に差があると、蒸発が進みます。新・洗濯指数では、洗濯物の表面にできる厚さ数ミリの高水蒸気濃度の空気層(境膜)における水蒸気濃度の変化を気温と相対湿度から予想し、洗濯物の乾燥速度を算出しています。
乾燥速度を取り入れることで、乾きが速く1日に2回以上洗濯できる“速乾”や、低温で非常に乾きが遅くなる“寒くてNG”という表現が可能になりました。
〜絶対に濡らしたくない派に!“心配”でわずかな雨のリスクも見逃さない〜
また、可能性は高くないものの雨のリスクがあるときに、「洗濯物を絶対濡らしたくない」か「濡れる可能性があってもできるだけ外干しにしたい」かは、好みがわかれます。そこで、新・洗濯指数では、大気の不安定度や可能性が低い雨のリスクを考慮して計算に取り入れることで、天気マークに表現されない、念のためレベルの雨の可能性を“心配”で表現します。“心配”のときは、確率は低いですが気象予測モデルで雨のリスクが予測されているので、絶対に濡らしたくない派には部屋干しや乾燥機を推奨します。
洗濯指数のサービス仕様
データ種別 | 洗濯指数 |
ランク | 1速乾2 OK3心配4 NG5寒くてNG |
空間解像度 | 1kmメッシュ |
提供期間 | 通年 |
時間解像度 | 1時間予報:1時間ごと48時間先まで日毎の予報:今日日中/今日夜間/明日日中/明日夜間 |
更新頻度 | 5回/日 |
洗濯指数のデータにご興味をお持ちの企業の方は、下記URLよりお気軽にご相談ください。
https://wxtech.weathernews.com/contact.html
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天気アプリの天気連動動画広告サービスも新・洗濯指数にバージョンアップ
累計3,000万ダウンロードの天気アプリ「ウェザーニュース」の天気連動型動画広告サービス(※)で活用するお洗濯情報のデータも、今回の新・洗濯指数にバージョンアップしました。1kmメッシュの気象データとユーザーの位置情報とアプリの利用情報を分析したユーザーインサイトをもとに、現在地の洗濯指数に応じて広告のクリエイティブを出し分け、ユーザーの好みにあわせた広告を配信します。
例えば、アプリの「お洗濯情報」のページをよく見ている、かつ洗濯“NG”のエリアにいるユーザーに限定して、部屋干し用洗剤の広告を掲出することができます。また、天気によって香りが変わる洗剤であれば、複数のクリエイティブを用意しておくことで、洗濯指数にあわせて香りが異なるタイプの広告を出しわけることもできます。さらに、“NG”の時間は部屋干し用洗剤、“速乾”や“OK”の時間は柔軟剤に変更するなど、洗濯指数と連動させて商品を変更することも可能です。
※2021年7月19日発表 プレスリリース
エリア×天気×ユーザーインサイトを活用した業界初の「天気連動型動画広告」を開始
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