ニュース
予報精度No.1の気象・防災情報、山間部や海上など圏外エリアでの利便性向上へ
ウェザーニュースアプリが「au Starlink Direct」に対応、衛星通信で専用モードが起動
〜AIチャット機能「お天気エージェント」や1km四方のピンポイント予測、雨雲レーダーが利用可能〜
モバイル/インターネット > 海上気象 >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、3年連続予報精度No.1(※1)のお天気アプリ「ウェザーニュース」が本日より「au Starlink Direct」に対応したことをお知らせします。「au Starlink Direct」は、KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社が提供を開始した、スマートフォンと衛星が直接通信するサービスです。これにより、これまで電波が届きにくかった山間部や離島、海上などの圏外エリアでも、ウェザーニュースアプリを通じて高精度な気象・防災情報を利用できるようになります。
「au Starlink Direct」対応端末をお持ちの方は、衛星通信時にウェザーニュースアプリが「衛星通信モード」に切り替わり、生成AIが天気の質問に答える「お天気エージェント」や1kmメッシュの「現在地の天気」、雨雲レーダーなどを利用できます。登山やキャンプ、マリンレジャーなどアウトドア活動中の急な天候変化への対応や、いざという時の防災情報として、ユーザーの安全・安心をサポートします。
また、ウェザーニュースアプリのビジネス拡張版「ウェザーニュース for business」の内航船運航・港湾/海上作業向け沿岸気象サービスも「au Starlink Direct」に対応し、通信環境が不安定になりやすい海上においても、船長や船員、海上作業者が最新の波・風予測などをアプリ上で確認できるようになりました。
当社では、「船乗りの命を守りたい、地球の未来も守りたい」というDreamのもと、より安全で安心な社会の実現に貢献できるよう、ユーザーのサービス利便性の観点から衛星通信対応にも取り組んでまいります。
ウェザーニュースアプリのご利用はこちら | ウェザーニュース for businessの詳細はこちら | |
https://weathernews.jp/app/ | https://wxtech.weathernews.com/products/wfb/ |
ウェザーニュースアプリが「au Starlink Direct」に対応、衛星通信で専用モードが起動
「ウェザーニュース」は、3年連続予報精度No.1、累計4,900万ダウンロードのお天気アプリです。高精度な1kmメッシュの気象情報や雨雲レーダー、台風や大雨情報、地震情報など最新の気象・防災情報を提供しています。
今回、「au Starlink Direct」に対応した端末をお持ちの方は、衛星通信時にウェザーニュースアプリを「衛星通信モード」で利用することが可能になりました。「衛星通信モード」は通常のウェザーニュースアプリよりも通信を軽くした簡易表示となっており、AIがチャット形式で天気の質問に答える人気の「お天気エージェント」(図1)と、1kmメッシュのピンポイントで今いる場所の天気がわかる「現在地の天気」(図2)、雨雲レーダー(図3)や落雷情報、天気図予測が利用可能です。
「お天気エージェント」は、生成AIを活用し、ユーザーの天気に関するあらゆる質問に対して、ウェザーニュースの高精度な気象情報を参照して、最適な情報を自然言語で即座に回答する機能です(※2)。詳細な天気や気温、風の予想はもちろん、持ち物や服装のアドバイスなど、実際の行動に結びついた情報を確認できます。アウトドアの際に気になる雨や風、気温の情報はもちろん、山や海での利用を想定し、山専用の気象予測データ、海上の風や波の予測データともAPIで連携しているため、ユーザーの質問に柔軟に回答することが可能になっています。また、「現在地の天気」では、業界唯一の5分ごとの天気予報や72時間先まで1時間ごとの時系列予報、2週間予報、注警報の発表状況などが確認できます。雨雲レーダーや落雷情報、天気図なども利用でき、今後の天気の流れを詳細に把握できます。
これまで電波が届きにくかった山間部や離島、海上などでも、ウェザーニュースの気象情報にアクセスできるようになるため、登山やキャンプ、マリンレジャーなどのアウトドア活動中の急な天候変化への対応やその備えにお役立ていただけます。また台風や大雨、雷雨など、いざという時に役立つ防災情報も、通信状況に左右されることなく確認できるようになり、これまで以上にユーザーの安全・安心をサポートできるようになりました。これまで多くのユーザーからご要望をいただいていたこれらの利用シーンで、当社の気象情報をぜひご活用ください。
▼ウェザーニュースアプリのご利用はこちら
https://weathernews.jp/app/
法人向け「ウェザーニュース for business」も「au Starlink Direct」に対応
船の安全運航や海上作業を支援
当社は法人向け気象情報「ウェザーニュース for business」(※3)において、パソコンやスマホアプリで内航船運航・港湾/海上作業向けの沿岸気象サービスを提供しています(図4)。

電子海図のマップや台風の進路予測など
様々な気象・海象情報を確認できる
この度、「ウェザーニュース for business」のアプリ版が「au Starlink Direct」に対応しました。通信環境が不安定になりやすい海上においても、船長や船員、海上作業者が最新の波・風予測などをアプリ上で確認できるようになります。
「衛星通信モード」では、一般向けウェザーニュースアプリの「衛星通信モード」の機能に加えて、主要港湾や航路上のウェイポイントのピンポイント予測(図5)と、港周辺など陸上の登録地点のピンポイント予測(図6)を表示します。主要港湾や航路上のウェイポイントのピンポイント気象予測では、波の高さ・向き・周期や、風向・風速、天気、降水、気温、視程の予測を、最大7日先まで1時間ごとの時系列で確認することができます。
「ウェザーニュース for business」の沿岸気象サービスは、沿岸航海や港湾・海上作業のさらなる安全性向上を支援するため、今年の3月に提供を開始しました(※4, 5)。新たに独自開発した波浪予測モデルを搭載しており、このモデルでは、日本の沿岸域について72時間先まで1時間ごとの有義波高を2kmメッシュの高解像度で予測し、気象庁の沿岸波浪予測と比べて約30%の精度向上が確認されています。なお、通常通信下では、PCとスマートフォンの両方で本サービスが利用でき、72時間先までの高解像度波浪予測モデルや7日先までのピンポイント気象/波浪予測、船の位置情報や各種データを電子海図や衛星写真と重ね合わせて表示する機能などを搭載しています。本サービスを通じて海上の船長と陸上の運航管理者、荷主が同じ情報を共有することで、内航船の安全運航や効率的な配船計画にお役立ていただけます。また、港湾荷役や海上工事の安全確保、作業の可否判断の材料としてご活用いただけます。
今回、海上での利用が想定される内航船運航・港湾/海上作業向け沿岸気象サービスにおいて「au Starlink Direct」への対応を実施しました。今後も当社が掲げる「船乗りの命を守りたい、地球の未来も守りたい」というDreamのもと、より安全で安心な社会の実現に貢献できるよう、様々な業種業態でのサービス利便性の観点から衛星通信対応にも取り組んでまいります。
▼沿岸気象サービスの詳細はこちら
https://wxtech.weathernews.com/industries/coast/
▼「ウェザーニュース for business」へのお問い合わせはこちら
https://wxtech.weathernews.com/contact/inquiry/
(参考)「au Starlink Direct」について
「au Starlink Direct」は、auスマートフォンがStarlink衛星と直接つながり、空が見える場所なら圏外エリアでも通信できるサービスです。通信環境の整備が困難な山間部や島しょ部でも、家族や友人との連絡手段や緊急時の活用が期待できます。「au Starlink Direct」の詳細は以下ページをご参照ください。
https://www.au.com/mobile/service/starlink-direct/
https://www.au.com/brand/tsunagu/starlink/?utm_source=3rdcp&utm_medium=release&utm_campaign=weather
<対応機種>
Google Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL / 10 Pro Fold
Galaxy Z Fold7 / Flip7
対応機種一覧は以下ページをご参照ください。
https://www.au.com/mobile/service/starlink-direct/enabled-device/
予報精度No.1、気象・防災のプロフェッショナルが運営するお天気アプリ「ウェザーニュース」
「ウェザーニュース」は株式会社ウェザーニューズが運営するお天気アプリです。2025年8月現在のダウンロード数は累計4,900万を突破し、多くの方にご利用いただいています。全国13,000か所の観測網と、アプリのユーザーから寄せられる天気報告を活用した高精度の気象情報をご覧いただけます。予報精度に徹底的にこだわり、第三者機関による天気予報サービスの予報精度調査において、2022〜2024年の3年連続で予報精度 No.1を獲得しました。気象・防災のプロフェッショナルが24時間365日リアルタイムで情報を更新し、台風・大雨・ゲリラ雷雨・大雪・地震などの最新情報をいち早くお伝えし、いざという時に役立ちます。また、1kmメッシュのピンポイント天気予報や週間予報、5分ごとの天気予報、医師と共同開発した天気痛予報、洗濯物の乾く時間がわかるお洗濯情報など、生活に役立つコンテンツも充実しています。今後もユーザーの皆さんの安全で豊かな生活をサポートできるアプリを目指し、予報精度向上、新コンテンツの開発、UI・UXの改善に努めてまいります。
▼ウェザーニュースアプリのご利用はこちら
https://weathernews.jp/app/
お天気アプリのビジネス拡張版「ウェザーニュース for business」
当社は、2022年9月より予報精度No.1のお天気アプリ「ウェザーニュース」をビジネス用に拡張した、法人向けSaaS型サービス「ウェザーニュース for business」を提供しています。累計4,900万ダウンロードの「ウェザーニュース」をそのままビジネスにご利用いただけるように、アプリ上に企業の専用ページやプッシュ通知を追加し、企業のニーズにあわせてカスタマイズした気象情報を提供しています。
「ウェザーニュース for business」は、拠点の防災やBCP対策、工場やビルの施設管理、工事現場での作業判断や作業員の働き方改革、花火大会やイルミネーションなどのイベント運営など、様々な市場のニーズに対応します。スタッフ間の情報の一元化や、プッシュ通知の活用によって、見逃しの減少や対応スピードの迅速化が期待できます。拠点ごとの天気予報や雨雲レーダー、落雷、停電リスク、台風の進路予測、河川水位、冠水・浸水予報、避難情報、店舗の閉店・再開判断など、様々な気象情報を提供しています。一般の有料会員向けのメニューもご利用いただけるので、雨雲レーダーや台風進路予測のほか、雨雲アラームなどのプッシュ通知機能もあわせてご活用ください。また、管理者向けのパソコン版専用ウェブサイトも用意しており、数か所~数千か所の拠点とあらゆる気象情報をマップ上で重ね合わせることができます。全拠点の気象リスクを閲覧できるので、災害対策本部や危機管理の担当者などが拠点のリスクを網羅的に把握したい場合に適しています。
▼ウェザーニュース for businessの詳細はこちら
https://wxtech.weathernews.com/products/wfb/
※1 2025年6月5日発表 「ウェザーニュース」が3年連続で予報精度No.1を獲得 /news/52507/
※2 2025年1月30日発表 生成AIによるアシスタント機能『お天気エージェント』をアプリで提供開始 /news/50857/
※3 2022年9月28日発表 法人向け新サービス『ウェザーニュース for business』を提供開始 /news/41490/
※4 2025年3月27日発表 「ウェザーニュース for business」で内航船向け海上気象サービスを提供開始 /news/51621/
※5 2025年6月12日発表 港湾の荷役作業や海上工事を支援する新たな気象サービスを提供開始 /news/52625/