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深刻化する大雨被害や頻発する都市型水害への対策をサポート

ウェザーニュースアプリ、1kmメッシュの「冠水アラーム」で危険を事前回避

〜冠水報告や解析雨量を即時に分析、ユーザーの位置情報と連動し、外出先でも受信可能に〜

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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、累計4,900万ダウンロードのスマホアプリ「ウェザーニュース」のお天気アラーム機能を強化し、冠水のリスクを通知する「冠水アラーム」を追加しました。近年、ゲリラ雷雨や台風による大雨で、アンダーパスの冠水による車の立ち往生や、通勤・通学路での通行止めなど、生活に大きな影響を及ぼす冠水被害が多発しています。この新機能は、現在地周辺で冠水のリスクが高まった際に、プッシュ通知で事前にお知らせするものです。
アプリユーザーから寄せられる冠水報告と、気象状況を分析することで、精度の高い予測を実現しました。冠水のリスクをいち早く把握し、安全な経路の選択や外出時間の調整にお役立てください。

 

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https://weathernews.jp/app/

現在地に連動し、冠水の危険をいち早く通知する新機能「冠水アラーム」

新機能「冠水アラーム」は、ユーザーの位置情報に連動し、ユーザーの現在地で冠水のリスクが高い場合にプッシュ通知でお知らせするサービスです。お天気アラーム(会員専用)の、現在地連動アラーム内にある「雨雲アラーム」の通知をONにしておくことで届きます。冠水のリスクを事前に把握することで、アンダーパスの回避や外出予定の変更など迅速な対策に役立ちます。アラームの通知が届いたところでは、約30分以内に冠水する危険性が高まっていることを示しています。
これまでは、冠水などの可能性がある場合、都道府県単位の“号外”という形で広範囲にお知らせしていましたが、ピンポイントなエリアのリスクへの対応が難しいという課題がありました。今回のアップデートにより、通知エリアを1kmメッシュまで細かく設定できるようになり、より高い精度でユーザーの生活に直結する冠水リスクを把握できるようになります。
「冠水アラーム」は、ユーザーから届いた冠水の被害報告と解析雨量などのデータ分析の結果をもとに閾値を設定し、冠水のリスクを予測しています。一例が、今年、東京都で1時間に約100ミリの雨が観測され記録的短時間大雨情報が発表された際の情報です。当時の冠水報告と雨雲の状況と天気報告を地図にプロットしたもので、どれくらいの雨量になると「水たまり程度」か「足首〜すね」あたりまで冠水しているのかなどを分析しました。

アプリユーザーからの冠水報告
当時の雨雲レーダーと天気報告

都市部では、地表面がコンクリートやアスファルトの割合が多く、水をほとんど吸収できません。そのため、降った雨は大部分が路面を流れ、排水路へと向かいます。しかし、一般的な下水道や道路の側溝は、1時間に50mm程度の雨量に対応できるよう設計されているため、設計値を超えるような激しい雨が降ると、排水が追いつかなくなります。その結果、行き場を失った雨水は排水路からあふれ出し、あっという間に道路が冠水します。地上にあふれた水は勢いよく地下へと流れ込み、地下駐車場や地下鉄などの浸水被害にもつながります。「冠水アラーム」でいち早く危険性を知ることで、冠水リスクの高いアンダーパスの回避や外出予定の変更といった、迅速な対策にお役立てください。

超高解像度 250m メッシュ/10 分間隔で30 時間先まで予測する「雨雲レーダー」と雨が降り出す前にお知らせする「雨雲アラーム」

ウェザーニュースアプリでは、「冠水アラーム」のほかにも、ゲリラ雷雨や大雨対策に役立つ機能を備えています。「雨雲レーダー」は、雨雲の位置と動きをマップ上に表示し、雨の降り始めや降り止み、雨の強さをピンポイントで確認できる機能です。雨雲レーダーの予測時間が30時間先まで見ることができるので、翌日の雨雲の動きも250mメッシュ/10分間隔でくっきり滑らかに表現し、雨の降り始めや降り止み、降り方の強弱まで細かく確認できます。また、過去の雨雲の動きも24時間前まで表示し、前日に降った雨も確認できます。
「雨雲アラーム」は、外出や出張先など、今いる場所で傘が必要な雨が降りそうなとき、事前にお知らせするサービスです。突然の雨で服や鞄や書類、洗濯物が濡れないように建物の中への移動などに役立てていただけます。また、「雨雲アラーム」には現在地連動と地点設定の2種類があり、地点設定のアラームでは、どの程度の雨が降るときに通知を受け取るか(例:ポツポツ、ザーザーなど)をカスタマイズすることができます。また、通勤・通学の時間帯や、洗濯物を干している日中など、ライフスタイルに合わせて通知を受け取る時間帯や曜日を設定できます。

「雨雲レーダー」の画面
「雨雲アラーム」の画面

 

予報精度No.1、気象・防災のプロフェッショナルが運営するお天気アプリ「ウェザーニュース」

「ウェザーニュース」は株式会社ウェザーニューズが運営するお天気アプリです。2025年9月現在のダウンロード数は累計4,900万を突破し、多くの方にご利用いただいています。全国13,000か所の観測網と、アプリのユーザーから寄せられる天気報告を活用した高精度の気象情報をご覧いただけます。予報精度に徹底的にこだわり、第三者機関による天気予報サービスの予報精度調査において、2022〜2024年の3年連続で予報精度 No.1を獲得しました(※1)。気象・防災のプロフェッショナルが24時間365日リアルタイムで情報を更新し、台風・大雨・ゲリラ雷雨・大雪・地震などの最新情報をいち早くお伝えし、いざという時に役立ちます。また、1kmメッシュのピンポイント天気予報や週間予報、5分ごとの天気予報、医師と共同開発した天気痛予報、洗濯物の乾く時間がわかるお洗濯情報など、生活に役立つコンテンツも充実しています。今後もユーザーの皆さんの安全で豊かな生活をサポートできるアプリを目指し、予報精度向上、新コンテンツの開発、UI・UXの改善に努めてまいります。

※1 2025年6月5日発表 「ウェザーニュース」が3年連続で予報精度No.1を獲得 
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