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無人運航船の”特別授業”に参加、気象と社会の関わりについて職業体験を開催
日本財団「MEGURI2040 プロジェクト」の一環

[公開] 2021年10月26日

ウェザーニューズは、公益財団法人日本財団(以下、日本財団)が「MEGURI2040プロジェクト」の一環として主催した「アシタノフネ 無人運航船」に参加し、社会課題に対する意識の醸成と次世代の気象人財の創出を目的に、無人運航船と気象予測技術の未来創造に関する特別授業と職業体験を実施しました。ウェザーニューズが行う事業の体験を通じて、気象と社会の関わりを感じてもらいながら、学ぶ楽しさを紹介しました。気象予報の大切さとその活用のおもしろさを感じられる機会を積極的に提供することで、気象による価値創造を実現できる次世代の人財創出へ繋がる取り組みを目指します。

千葉市立海浜打瀬小学校の5年生約80名を対象に、日本財団が実施する「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」(*1)内の、国内30社で構成されるDesigning the Future of Full Autonomous Ship プロジェクト(以下「DFFASプロジェクト」)(*2)において設立された無人運航船陸上支援センター(ウェザーニューズ本社が所在するビル内に施工)にて、無人運航船やそれを支える最先端の技術・仕組みを専門家から学ぶ特別授業が開催されました。その特別授業内で、DFFASプロジェクトに参画しているウェザーニューズの本社オペレーションセンターにて、無人運航船をはじめとする船の安全運航に天気がどのように活用されているのか、自分たちの生活に天気がどのように関わっているのかというテーマで職業体験を実施しました。

無人運航船について学ぶ様子


無人運航船は、海の事故の減少(事故減少に伴う海洋汚染の防止)、海運の人手不足の解消など、様々な課題の解決に繋がるものとして期待されています。また、IoTやAI、画像解析技術をはじめ、日本が世界的に高いレベルを持つ技術を活かすことができる「未来の産業」としての研究・開発が進められ、ウェザーニューズでも無人運航船の「航路計画策定システム」の開発を行っています。

参加した小学生からは、無人運航船に関するたくさんの質問や「天気が船、飛行機や電車に関わっていることがわかった」「地元幕張にあることに驚いた」などの感想も寄せられました。

ウェザーニューズ本社を見学する様子


ウェザーニューズでは、無人運航船の実現に向けて、極端化する気象の正確な予測などの観点で引き続き支援を行っていきます。ウェザーニューズは1,000人を超えるスタッフが働いており、民間の気象会社として、気象・気候に思いを持つ人財が集まっています。私たちの気象サービスの土台はすべてのスタッフによる思いであり、子どもたちに対して気象・気候への関心を育むことは、次世代の気象人財の創出にも繋がると考えています。


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世界初の無人運航船の実証実験に挑戦
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(*1)世界に先駆けて内航船における無人運航の実証試験を成功させることで、本分野の技術開発への更なる機運を醸成し、日本の物流及び経済・社会基盤の変革を促進、当該技術開発を支援するために創設された助成制度

(*2)DFFASプロジェクト参加会社(順不同)
(株)日本海洋科学 [代表会社] 、(株)イコーズ、(株)ウェザーニューズ、EIZO(株)、(株)MTI 、日本電信電話(株)、(株)NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ(株)、近海郵船(株)、(株)サンフレム、(株)三和ドック、ジャパンハムワージ(株)、ジャパン マリンユナイテッド(株)、スカパーJSAT(株)、鈴与海運(株)、東京海上日動火災保険(株)、東京計器(株)、ナブテスコ(株)、日本海運(株)、日本郵船(株)、日本シップヤード(株)、日本無線(株)、BEMAC(株)、 (株)pluszero、古野電気(株) 、本田重工業(株)、三浦工業(株)、三井住友海上火災保険(株)、(株)三菱総合研究所、(株)YDKテクノロジーズ