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ウェザーニューズ、「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画
自然共生サイト「堂谷津の里」の支援活動と環境ボランティアを開始

2025.05.16

株式会社ウェザーニューズは、環境省が推進する「生物多様性のための30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」に参画しました。具体的な取り組みの1つとして、本社と同じ千葉県千葉市に所在し、NPO法人バランス21が保全活動を行う自然共生サイト「堂谷津の里」での支援活動(里山林・水田の整備、生物調査など)を開始するとともに、2024年に導入したボランティア休暇制度の一環で環境ボランティア活動を開始しました。

「生物多様性のための30by30アライアンス」とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2022年12月に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の2030年グローバルターゲットの一つである、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標(30by30目標)の達成に向けたアライアンスです。

当社は、「いざというときに人の役に立ちたい」という原点の想いとともに「船乗りの命を守りたい。地球の未来も守りたい。」というDreamのもと、人間社会・企業活動・地球環境がともに持続可能な社会の実現を目指しています。自然共生サイトの支援を通じ、地球環境を支える基盤である『自然資本(生物多様性)』の保全に取り組み、30by30目標の達成に貢献してまいります。また、これらの活動で得た知見を活かし、顧客企業やアプリユーザーの皆さまのネイチャーポジティブへの取り組みを支援する自然関連サービスの開発にも注力してまいります。

▼自然共生サイトとは
2030年までに国土の陸・海それぞれ30%以上で生態系を保全する「30by30」という国際目標を達成するため、国が新たに始めた制度です。 この制度は、生物多様性の価値を有し、さまざまな取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域を自然共生サイトとして認定するもので、国立公園などの公的な保護地域だけでなく、民間の力も活用して生物多様性の保全を推進しようというものです。

▼堂谷津の里とは
千葉県千葉市若葉区に所在し、NPO法人バランス21が都市近郊の里山環境を活かした体験と学びの場として保全しています。2024年3月18日に環境省の自然共生サイトに認定され、かつての里山を再生し、地域住民の憩いや環境教育、レクリエーションの場として活用するとともに、地域の生物多様性保全に貢献することを目的として活動しています。

当社スタッフが水田環境の再生に挑戦

▼当社ボランティア休暇制度
「いざという時、人の役に立ちたい」という当社の企業理念に基づき、2024年6月1日よりボランティア休暇制度を正式に導入しました。社員は年間最大5日間のボランティア休暇を取得することが可能です。
本制度は、令和6年能登半島地震の発生を受けて2024年2月より試験的に導入し、本社所属社員の10%以上が現地での災害ボランティア活動に参加しました。今後は災害支援にとどまらず、環境保全活動にも対象を拡大し、自然共生サイトでの支援活動など、社員がさまざまな形で地域社会に貢献できる仕組みづくりを進めています。

 

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