株式会社ウェザーニューズ（本社：千葉市美浜区、代表取締役社長：草開 千仁）は、食品ロス削減の取り組みを通じて京都府のSDGs を推進することを目的として、京都府 （府知事：西脇　隆俊）、 ZERO株式会社（本社：台東区、共同代表：沖杉 大地、四辻 弘樹）、京都ステーションセンター株式会社（本社：京都市、代表取締役社長：押川 正大）と共に、SDGsの推進に関する連携協定を本日締結しました。
　本協定の締結に伴い、本日より食品ロス対策の無人販売機「fuubo（フーボ）」を京都駅前に設置し、食品ロス削減や未利用食品の活用によるCO2削減効果を啓発します。ウェザーニューズは、4月13日から食品関係事業者向けに食品ロス対策によるCO2排出削減量を見える化するサービスを開始しています。今回は、京都府内に設置した販売機の購買データを活用し、「fuubo」設置による食品ロスの削減量をCO2排出削減量に変換し、削減効果を評価します。また、この取り組みによるCO2排出削減量を随時公開していきます。
　今後は「fuubo」の府域展開を図り、食品ロスの削減や未利用食品の有効活用を促進することで環境に優しい社会の実現を目指していきます。

◆京都府等とSDGs の推進に関する連携協定を締結

　2050年カーボンニュートラルに向けて、サプライチェーン全体での脱炭素化が求められています。食品関連事業者（食品製造業、食品卸売業、食品小売業、外食産業）から発生する事業系食品ロス量は年間309万トンにもなります。廃棄ロスによって排出される膨大なCO2が課題となっています。
　そこで、ウェザーニューズ、京都府、ZERO株式会社、京都ステーションセンター株式会社は、食品ロス削減によって脱炭素化を図るため「SDGsの推進に関する連携協定」を締結しました。

◆「fuubo」の購買データからCO2排出量の削減効果を算出

　この度、京都府における食品ロス削減に向けた取組の一環として、食品ロス対策の無人販売機「fuubo（フーボ）」を京都府で初めて設置しました。「fuubo」を設置することで廃棄予定の商品の消費を促し、食品ロス削減や未利用食品の活用を実現します。
　「fuubo」は賞味期限が近くなった商品などを扱う無人販売機で、賞味期限に応じて定価よりお得にご購入いただけます。専用サイトから購入場所と商品を選択してWEB決済し、スマホでパスワードを入力すると「fuubo」の鍵が開きます。
　ウェザーニューズは、食品ロス削減による京都府のCO2の削減効果を評価します。「fuubo」の購買データをもとに、食品ロスの削減量からCO2排出削減量を算出し、削減効果を随時公開していきます。 今後は、「fuubo」の府域展開を図り、食品ロスの削減による脱炭素化を推進していきます。

◆連携事項

（１）未利用食品の有効活用の促進に関すること
（２）食品ロス削減に向けた普及・啓発に関すること
（３）環境教育に関すること
（４）その他、地域環境の活性化等に関すること

◆食品ロス対策によるCO2排出削減量を見える化

　当社は、4月13日より食品関係事業者向けに食品ロス削減によるCO2排出削減量を見える化するサービスを提供しています（※）。ライフサイクルアセスメント（LCA：Life Cycle Assessment）を用いて、購買データをもとに食品ロス削減量をCO2排出削減量に換算することが可能です。CO2排出量の可視化にご興味のある食品メーカー、小売、流通、外食産業、農業などの事業者の方は以下URLよりお問い合わせください。

▼サービスのお問い合わせはこちらから
/contact/inquiries-about-our-services-biz/

※2022年4月13日発表　プレスリリース：フードロス対策によるCO2排出削減量を見える化するサービス開始
/news/39734/

本ニュースをプリントアウトしてご覧になりたい方はこちら